芸能

香川照之 ドラマで死ぬ直前の正岡子規演じるため17kg減量

3年にわたるロングラン放送がついにフィナーレ! 2009年から毎年末、放送されてきたNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』の最終章となる第3部(10~13話、毎週日・午後7時30分~)が12月4日から始まる。

雄々しい明治の男たちを描くため、香川照之(45)はテレビに映らない努力をしてきた。第2部で結核のため壮絶な最期を遂げた正岡子規を演じた香川。病の進行とともに激ヤセする子規の姿を、文字通り身を削って演じ切った。

撮影開始前に身長171cm、68kgあった香川はダイエットを断行。その方法は、朝食でごはんや卵焼きなどの和食をお腹いっぱい食べ、昼と夜は何も口にしないというものだった。

チーフ・プロデューサーの藤澤浩一さんがいう。

「その日のロケが終わり夕食に誘っても、香川さんは『ぼくはいらない』と。いつのまにかトレーニング姿でホテルの周りをジョギングしていました」

わずか5か月で体重を51kg以下にするという、17kgもの大減量を果たしたのだ。

「妹・律役の菅野美穂さん(34)が、死ぬ間際の子規の背中をさするシーンがありました。ダイエットで洗濯板のようにゴツゴツと浮き出た肋骨をさすった菅野さんは“泣きそうになった”といっていました」(藤澤さん)

死の直前、ガリガリの子規が病床でうめきながら真之に「このままでは死にきれんぞな」と訴えるシーンは、屈指の名場面だ。ちなみに、子規は第3部の回想シーンにも登場する。

※女性セブン2011年12月15日号

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
女性セブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン