芸能

ギャンブルで5000万円稼いだ芸人 稼ぐ4つの鉄則を伝授

お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ担当・じゃい氏(39)は、3年前に5000万円のマンションをキャッシュで購入した。代表的な持ちギャグ「おつかれちゃ~ん」をご存じの方もいるだろうが、レギュラー番組がバンバンあって大儲けしている芸人というわけではない。実は、その5000万円はギャンブルで稼ぎ出したお金なのだ。

「芸人仲間がパチンコにハマったんです。画面に登場するおネエちゃんのキャラクターに惚れたらしい。嫁さんと喧嘩するぐらいその台で打ち続けたけれど(笑い)、結局大負けでした。

彼を見てわかりました。ギャンブルで稼ごうと思ったら楽しんではいけない。仕事感覚で、ドライに賭け事に取り組むことが必要です」

それからギャンブルで生きる人生が始まった。

じゃい氏が実践してきた稼ぐギャンブルの4つの鉄則はこうだ。

鉄則【1】は「パチンコは休日にやるな」。

「時間があるのでついダラダラと打ってしまいがちです。負けている時は取り返そうとして負けを増やしてしまいます。せっかく勝っていても、“今日は調子がいい”と勘違いをして、結局は負けてしまうんです」

サラリーマンであれば平日の仕事帰りに、きっちりと時間を区切ってやるべきだという。

鉄則【2】は「500×3×12の法則」。

競馬の一日分である12レースを、各レース500円を3点以上購入しない方法だ。

「買い目を絞る訓練になるし、熱くなって大幅に負けることもなくなります。“前レースで勝ったからドカンと張ろう”といって全部スッてしまうということも避けられます」

鉄則【3】は「本命を買うな」。

「本命買いは当たったとしても倍率が低いのでリターンは少ない。それでは楽しくないので大金を儲けると今度はコケた時の損失が大きい。本命は当てても稼げないので、思い切って買わないほうが賢明です」

鉄則【4】は、「勝ったらATMに直行」。

「稼ぐためにはギャンブルは仕事と考えます。仕事で得たギャラはすぐに嫁に渡すように、ギャンブルで得たお金は給料だと思ってすぐに銀行に預けましょう。アブク銭と思ってパーっと飲みに行くのは最悪です」

じゃい氏は、その日の稼ぎを正確に奥さんに報告しているのだとか。

なるほど、楽しんではいないようだ。

※週刊ポスト2012年2月17日号

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