11日(現地時間)に急死した米歌手ホイットニー・ヒューストンさん(享年48)を偲び、ホイットニーさんの作品に再び注目が集まっている。
ホイットニーさんの急死が伝えられた直後、TSUTAYAでは、主演した『ボディガード』のDVDレンタル数が「全国的に前週に比べて10~20倍」(カルチュア・コンビニエンス・クラブの広報担当者)と急増した。
18日に行われたホイットニーさんの葬儀で、かつてボディガード役を演じたケビン・コスナー(57)が弔辞を述べたことでも、注目度が増したようだ。Amazon.co.jpでは、ホイットニーさんの急死報道の直後に、DVDのランキングが急上昇し、その後、一時、下がっていたランキングは、葬儀後、再び上昇した。外国映画ベストセラーランキングでは、1位(20日現在)になっている。
同映画の主題歌として大ヒットした『オールウェイズ・ラヴ・ユー』を筆頭に、楽曲の購入者も急増している。TSUTAYAでもCDが売れに売れており、「一時は欠品していましたが、現在はまた店頭に出るようになりました。12日に開催された第54回グラミー賞授賞式で最多6部門を受賞したアデルさんのCDと同じくらい、お客さんが買い求められています」(前出・広報担当者)。
楽曲ダウンロードも殺到しており、「レコチョク 洋楽・フル」の19日のデイリーランキングでは、『オールウェイズ・ラヴ・ユー』が1位、『すべてをあなたに』が2位に。トップ10にホイットニーさんの曲が5曲もランクインする注目ぶりだ。
「私はかつて、君のボディガードだった」と葬儀で約17分にもわたってコスナーは弔辞を述べたが、ファンからもホイットニーさんの死を悼む声は消えていない。