芸能

家大好き仁鶴 松山で飛行機なくなったらタクシーで大阪帰宅

 上方落語の重鎮・笑福亭仁鶴(76才)の妻・岡本隆子さん。かつては芸人として吉本新喜劇で活躍。結婚後も、テレビ、ラジオに司会者として出演し“たか子姫”の愛称で人気を呼んだ。そんな岡本さんが、エッセイ『そこのけそこのけ仁鶴の女房が通る』(ヨシモトブックス)を出版。岡本さんが、夫・仁鶴について語った。

 * * *
 とにかく家が好きなんです。男の人の持ってる帰巣本能というんですかね。漫画で『コボちゃん』ってありますけど、ずっと家にこびりつくからコビちゃんって呼んでたこともあります。

 例えば神奈川で夜に仕事があったとして、次の日が東京で仕事やったら普通そのまま行くでしょう。それが、最終便の新幹線で大阪に帰ってくるんです。それでまた翌日の朝早く出かける。私たまらんですよね(笑い)。

 これは私に会いたいとかじゃないんです。ホンマに家が好きなんです。だから、泊まりの仕事はあまりやりたがらない。それでいつもマネジャーさんを困らせています。

 四国の愛媛・松山あたりだと、飛行機がなくなっても途中までタクシーで乗り継いで、広島までとか来れるところまでなんとかやってきて、そこからまたタクシーで乗り継いで帰ってくるんです。タクシー代もバカにならないですわ。

 大阪におるときでもですよ。午前中にラジオの収録が終わって、次の劇場の出番が昼過ぎにあって、20分しか家にいられなくても帰ってくる。

 そんなんやから、私は近所の友達とのランチも行かれへんのです。一応、機嫌良さげに出迎えはするんですけど、ガレージが開く音聞いて、私は“ちっ!”って舌打ちしてます(笑い)。

※女性セブン2013年6月13日号

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン