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戸松信博氏「新興株暴騰する『局地バブル』到来可能性」指摘

 消費税増税や中国の「影の銀行」問題など、株式市場を取り巻く不透明要因は数多く、日本株も一進一退の攻防が続いている。はたして、ここから上がる株はどこにあるのか。

 9月2日に発売された『マネーポスト』最新号では、「この秋一押し『超実力銘柄』最新ランキング」を発表。外部要因をものともせず相場を駆け上がる本格派銘柄を、一挙大公開している。

 いま株式市場を取り巻くリスクは、大きく3つある。ひとつは目前に迫った消費税増税。そして中国「影の銀行」問題と、それに伴う新興国景気の悪化懸念。もうひとつは、米FRB(連邦準備制度理事会)の金融緩和縮小への思惑だ。

 こうした国内外のリスク要因が複雑に絡み合う中で、大化け期待の株を探すなら「新興市場に注目すべき」というのは、グローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏だ。

「米国が出口戦略を模索する中、日本の金融緩和はアクセル全開です。過去の例でも、2001年以降の小泉政権下で大規模な金融緩和が実施された時、東証マザーズ指数は大きく上昇しました。いまやあの時をはるかに超える規模の金融緩和が進んでおり、今後は大型株より新興株が暴騰するような『局地バブル』が到来する可能性もあります」

 とりわけ、大手企業をも凌ぐような実力を持った新興企業なら「来年末までに株価2~3倍超も狙える」と戸松氏はいう。『マネーポスト』では、戸松氏が上場全銘柄の中から厳選スクリーニングした「真の実力派」銘柄20をランキング。いずれも連続最高益更新を見込む企業ばかりで、大化けのポテンシャルは十分だ。

※週刊ポスト2013年9月13日号

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