国際情報

韓国産食品はチェック体制整いつつある中国産より危険との話

 慰安婦問題、竹島不法占拠、パクリ産業……韓国がついてきた「嘘」で日韓関係は悪化の一途を辿っている。その代償を払う期日が迫ってきた。国際情報誌『SAPIO』ではその嘘を暴く特集を組んでいる。ここでは食品についての記事の一部を紹介する。

 * * *
 韓国政府は9月上旬、福島県など8県の水産物の輸入を全面禁止し、8県以外のものについても、通関時に放射性物質が微量でも検出されれば、事実上輸入をストップする措置をとった。

 そもそも韓国は食品の安全や衛生管理がきっちりなされている国ではない。ご都合主義で基準値がコロコロ変わったり、基準に合致している食品を禁輸にしたりしていることからもそれは明らかだ。当然、国内で食の安全を揺るがす事件は頻繁に起きる。

 昨年12月、ソウルや浦項など4つの高校で食中毒が発生した。食品医薬品安全庁の調べで慶尚北道安東市の西安東農協・豊山工場で生産されたキムチからノロウイルスが検出され、出荷された約750tに回収命令が出た。豊山工場のキムチはその年のキムチ品評会で大賞を受賞した有名ブランド品だった。

 今年3 月には、飲食店で出された焼酎から軽油成分が検出されたと報じられ、6~7月に実施された飲食店やスーパーなどの食品検査では、多くの店舗で冷麺などに大腸菌汚染が見つかった。韓国在住のジャーナリスト、藤原修平氏が言う。

「韓国では夏になると必ず食中毒が流行ります。当局から何度注意を受けても飲食店の衛生管理は一向に改善されません。今年はソウルの日本大使館がホームページで『食中毒注意・冷麺店の多くから大腸菌を検出』と異例の注意喚起を行なったほどで、私の周囲にも食中毒とみられる急性胃腸炎にかかった人が何人もいます」

 この他にも有名メーカーの粉ミルク缶の底からカエルの死骸が見つかったり、乾燥麺の中から金属片が出てきたりと、食の安全を脅かすトラブルをあげれば枚挙にいとまがない。

 そうした韓国の“毒食品”の一部は日本にも輸入されている。厚生労働省の発表によると、韓国から輸入された食品が食品衛生法に違反したケースは年間数十件。最近では養殖ヒラメから寄生虫が、冷凍マグロや海鮮チヂミから大腸菌類が、香辛料トウガラシから農薬が、活シジミなどから殺虫剤などが見つかっている。

 食糧問題研究家の小倉正行氏が解説する。

「ヒラメから見つかった寄生中のクドア・セプテンプンクタータは食中毒を引き起こします。香辛料トウガラシから検出された農薬のジフェノコナゾールは、動物実験で肝がんリスクがあることが分かっている。活シジミから見つかった殺虫剤のエンドスルファンは日本では昨年から使用禁止になり、検出されてはならないことになっています。大腸菌類が出るのは衛生管理に問題がある証拠です」

 農林水産省によると、韓国からの農林水産物の輸入は金額ベースで約1912億円。中国の5分の1にも満たない(2012年、農林水産物輸出入概況による)。食品表示アドバイザーの垣田達哉氏は言う。

「韓国産は中国産より輸入量が圧倒的に少ない。その分、食品衛生法違反事例は目立ちませんが、むしろ危険度は中国産より高いかもしれません。というのも、中国ではギョーザ事件を契機に、政府が認可した工場で作ったものしか日本向けに出荷できないなど、まがりなりにもチェック体制が整いつつあり、日本の商社も現地で指導を行なったりしています。

 しかし韓国では輸出基準が中国ほど厳格ではなく、厳しい経営環境に置かれた業者が低コストで利益をあげるために、衛生管理に手を抜いたり、表示を偽装したりするケースが後を絶たないのです」

※SAPIO2013年12月号

関連キーワード

関連記事

トピックス

24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン
芸歴43年で“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ船越英一郎
《ベビーカーを押す妻の姿を半歩後ろから見つめて…》第一子誕生の船越英一郎(65)、心をほぐした再婚相手(42)の“自由人なスタンス”「他人に対して要求することがない」
NEWSポストセブン
ネット上では苛烈な声を上げる残念な人がうごめいている(写真/イメージマート)
ネットで見かける残念な人たち…「朝ドラにイチャモン」“日本人じゃないと思う”の決めつけ【石原壮一郎さん考察】
NEWSポストセブン
荒川区には東京都交通局が運行している鉄道・バスが多い。都電荒川線もそのひとつ。都電荒川線「荒川遊園地前」そば(2020年写真撮影:小川裕夫)
《自治体による移動支援の狙いは》東京都はシルバーパス4割値下げ、荒川区は実質0円に 神戸市は高校生通学定期券0円
NEWSポストセブン
阪神の主砲・佐藤輝明はいかにして覚醒したのか
《ついに覚醒》阪神の主砲・佐藤輝明 4球団競合で指名権を引き当てた矢野燿大・元監督らが振り返る“無名の高校生からドラ1になるまで”
週刊ポスト
韓国整形での経験談を明かしたみみたん
《鼻の付け根が赤黒く膿んで》インフルエンサー・みみたん(24)、韓国で美容整形を受けて「傷跡がカパッカパッと開いていた…」感染症治療の“苦悩”を明かす
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
「戦争から逃れてアメリカ移住も…」米・ウクライナ人女性(23)無差別刺殺事件、犯人は“7年間で6回逮捕”の連続犯罪者
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《眞子さんが見せた“ママの顔”》お出かけスリーショットで夫・小室圭さんが着用したTシャツに込められた「我が子への想い」
NEWSポストセブン
大ヒット上映を続ける『国宝』の版元は…(主演の吉沢亮/時事通信フォト)
《映画『国宝』大ヒット》原作の版元なのに“製作委員会に入らなかった”朝日新聞社員はモヤモヤ  「どうせヒットしないだろう」とタカをくくって出資を渋った説も
週刊ポスト
米マサチューセッツ州で18歳の妊婦が失踪する事件が発生した(Facebookより)
【犯人はお腹の子の父親】「もし私が死んだらそれは彼のせい」プロムクイーン候補だった18歳妊婦の失踪事件「# findKylee(# カイリーを探せ)」が最悪の結末に《全米に衝撃》
NEWSポストセブン
不倫の「証拠」にも強弱がある(イメージ)
「不倫の“証拠”には『強い証拠』と『弱い証拠』がある」探偵歴15年のベテランが明かすまず集めるべき「不貞の決定的証拠」
NEWSポストセブン
違法賭博胴元・ボウヤーが激白した「水原と大谷、本当の関係」
《大谷から26億円送金》「ヘイ、イッペイ。翔平が前を歩いてるぜ」“違法賭博の胴元”ボウヤーが明かした「脅しの真相」、水原から伝えられていた“相棒の素顔”
NEWSポストセブン