国内

安倍首相 トイレの回数増え国会出席の回数減らす要請も出る

 1月24日から通常国会が始まる。首相は予算委員会をはじめ重要法案の審議には野党の要求で出席が義務づけられ、昨年の通常国会では安倍晋三首相は衆院の予算集中審議だけでも10日間、のべ55時間座っていた。

 自民党は「首相が国会審議に対応せざるを得ない時間、日数が世界と比較しても圧倒的に長い」(逢沢一郎・衆院議運委員長)と、首相の国会出席を「国益に重大な影響」を及ぼす案件に限定して国会審議から“解放”する代わりに、党首討論の時間を現在の45分間から1時間に延長し毎月1回必ず開くという国会改革を野党側に提案しているのだ。

 その裏には、安倍首相の“体調異変”があるという。自民党国対幹部の説明は聞き捨てならない内容を含んでいる。

「総理の国会出席日数を減らせというのは官邸からの強い要請だ。総理は最近、トイレに行く回数が増えているらしい。外遊同行筋などの情報では、総理に返り咲いた頃は数時間に1回だったが、このところ1時間ごとに行くときもあると聞いている。だから長時間の国会審議で首相席に座り続けることを非常に嫌がっている。その点、1時間の党首討論なら毎月やっても問題ない」

 難病指定されている「潰瘍性大腸炎」という持病を抱える安倍首相にとって「トイレの回数」は健康のバロメーターだ。

 7年前には持病の悪化が原因で退陣に追い込まれており、その症状について安倍首相自身、退陣後に『文藝春秋』(2008年2月号)に寄せた手記でこう書いている。

〈激しい腹痛に襲われ、トイレに駆け込んだところ、夥(おびただ)しい量の下血があり、便器が真っ赤に染まったのです。(中略)自己免疫疾患といって自分の免疫が異物と勘違いして自分の腸の壁を攻撃し、その結果、腸壁が剥落し、潰瘍となり、爛れて出血するのです。

 腸壁が刺激されるたび、三十分に一度くらいの頻度で便意をもよおします。夜もベッドとトイレの往復で、到底熟睡などできません〉

 安倍首相は一昨年の自民党総裁選出馬にあたって、「アサコール」という特効薬で持病が劇的に改善したことを強調した。現在も外遊で各国を飛び回っていることから、そこまで症状が悪化しているとは考えにくい。それでも、「トイレの回数が増加しているとすれば、悪化が進んでいる兆候と考えられる」(専門医)という。

 国会は衆院が与党絶対多数、参院でも与党が過半数を占めている。野党の弱体化で思い通りの国会運営ができるようになったにもかかわらず、国会出席の機会を減らしたいのは、長時間の審議になればトイレに行く回数が増えている事実、すなわち“体調悪化”がバレることを恐れているからではないか。

※週刊ポスト2014年1月31日号

関連キーワード

トピックス

違法賭博胴元・ボウヤーが激白した「水原と大谷、本当の関係」
《大谷から26億円送金》「ヘイ、イッペイ。翔平が前を歩いてるぜ」“違法賭博の胴元”ボウヤーが明かした「脅しの真相」、水原から伝えられていた“相棒の素顔”
NEWSポストセブン
2022年にHKT48を卒業した松本日向
【ボートレース全国24場を踏破】元HKT48・松本日向が語る「趣味→仕事」の楽しさ「負けすぎて『ギャラないじゃん!』ってことも」
NEWSポストセブン
大谷の口座から26億円を受け取った胴元・ボウヤーが独占取材に応じた(Aflo)
《独占スクープ》大谷翔平の26億円を騙し取った“違法賭博の胴元”が告白!「水原一平、エンゼルスとの本当の関係」【蜜月ポーカー写真の存在】
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
《父・水谷豊は1人娘の背中をそっと押して》女優・趣里と三山凌輝、結婚発表の直前まで続いていた母・伊藤蘭との「家族会議」
NEWSポストセブン
比例でトップ当選を果たした石井章氏に浮上した“税金還流疑惑”(写真/共同通信社)
秘書給与不正受給疑惑の石井章・参院議員 2022年には“ファミリー企業”や“幽霊会社”への税金還流疑惑も
NEWSポストセブン
今年もMVPの最有力候補とされる大谷翔平(写真/Getty Images) 
《混迷深まるハワイ別荘訴訟》「大谷翔平は購入していない」疑惑浮上でセレブ購入者の悲痛、“大谷ブランド”を利用したビジネスに見え隠れする辣腕代理人の影
女性セブン
志穂美悦子との別居が報じられた長渕剛
《長渕剛・志穂美悦子についに別居報道》過去の熱愛スキャンダルの時も最後に帰った7億円豪邸“キャプテン・オブ・ザ・シップ御殿”…かつては冨永愛が訪問も
NEWSポストセブン
学校は誠実な姿を生徒たちに見せることができるだろうか(HPより)
《ゴルフの名門・沖学園高等学校で複数の暴力事案が発覚》激怒した寮長の投げた金属製コップが生徒の目元に直撃…流血で数針縫うケガ
NEWSポストセブン
死因は上半身などを複数回刺されたことによる失血死だった(時事通信フォト)
《神戸女性刺殺》谷本将志容疑者が被っていた「実直で優秀」という“仮面” 元勤務先社長は「現場をまとめるリーダーになってほしかったくらい」と証言
週刊ポスト
「部員は家族」と語ってきた中井哲之監督だが…(時事通信フォト)
“謝罪なし対応”の広陵高校野球部、推薦で入学予定だった有力選手たちが進路変更で大流出の危機 保護者は「力のある同級生が広陵への進学をやめると聞き、うちも…」
週刊ポスト
還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 大谷翔平「賭博トラブル」の胴元が独占告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 大谷翔平「賭博トラブル」の胴元が独占告白ほか
NEWSポストセブン