「DeNAは、年俸10傑中6選手が、故障などで二軍を経験。チーム1位のトニ・ブランコ(2億円)は4月中旬に故障で戦線離脱。2位の三浦大輔(1億8000万円)は勝ち星なしのまま二軍落ち。7位のエンジェルベルト・ソト(7500万円)は2年契約のため残留したが、二軍のまま日本球界を去る可能性が高い。
10位の中村紀洋(5000万円)は、懲罰降格で二軍落ち。ファームでも出場していないところを見ると、トレード期間内に他球団へ移籍する可能性もあります。
阪神からフリーエージェント(FA)移籍で期待された久保康友(3位・1億2500万円)は、7試合2勝3敗、防御率4.87と、やはり年俸に見合った活躍とは言い難い」
パ・リーグの最下位の西武は、ことごとく外国人が機能しなかった。
「4位のランサム(9000万円)の不調は、大きな誤算でしょう。レイノルズ、ボウデン(ともに7000万円、7位)といった新外国人投手の炎上も痛過ぎる。1位の中村剛也(3億5000万円)が開幕に間に合わなかった影響か、マークの厳しくなった栗山巧(2位・2億円)が不振。中村の復帰後、打線に軸ができたことで、交流戦での巻き返しに期待は持てます」
当たり前のようだが、やはり高年俸選手が不振に陥れば、チームの成績に響くのは間違いない。