ビジネス

10月上場のリクルートHD株 1年で株価1.5倍もあると専門家

 2014年12月には約30件のIPO(新規上場)が予定されている株式市場だが、どういった投資戦略をとればよいか。投資情報サイト「東京IPO」編集長・西堀敬氏が特に注目しているのは、外国人投資家や機関投資家のポートフォリオに組み入れられる可能性が高い銘柄だという。以下、西堀氏が注目する個別銘柄を紹介する。

 * * *
 2014年最大の上場規模で10月16日に東証1部に上場したリクルートホールディングス(6098)は、内外主要指数採用などに伴う良好な需給環境などから、今後も目が離せない銘柄だ。そもそも人材関連は市場で根強い人気のあるテーマであり、人材メディアや人材派遣を手がける同社は、そのテーマの中核銘柄として、今後も存在感を高めていくのは間違いないだろう。

 時価総額が2兆円を超える成長株であり、あらゆる機関投資家がポートフォリオに組み入れたい銘柄の筆頭格の銘柄といえる。まずはTOPIX(東証株価指数)に採用されるほか、それぞれ指数連動で運用する外国人や年金、投資信託、ETF(上場投資信託)などの買いが想定される。

 したがって幅広い投資家の買いが一巡するまでは、株価が下落してもすぐに押し目で拾われることが考えられ、とりあえず2015年3月決算まではかなり強い相場が期待できる。2012年に再上場したJALのケースと同様に、同社の株価は1年で1.5倍になってもおかしくない。

※マネーポスト2015年新春号

関連キーワード

関連記事

トピックス

クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
“飛ばし屋あいちゃん”の異名も
《女子ゴルフ後藤あい》16歳ドラコン女王“驚異のぶっ飛び”の秘密は「軟らかいシャフトで飛ばす」 アマチュアゴルファーでも実践できるのか? 専門家が解説
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
注目される次のキャリア(写真/共同通信社)
田久保真紀・伊東市長、次なるキャリアはまさかの「国政進出」か…メガソーラー反対の“広告塔”になる可能性
週刊ポスト
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン