国内

へそくり経験者60% 後ろめたい意識捨て内助の功と認識すべき

 全国の30才~69才の既婚女性200人を対象に、2015年カクサーチが調査したへそくり事情。他人の懐は気になるもの。へそくりを貯めているのはどのくらいで、さらに、へそくりの最高額とはいったい? まずは同調査の結果をみてみよう。

「へそくりはしているか?」という質問に対してには、こんな結果が出た。「現在へそくりを貯めている」が46.5%、「過去にへそくりを貯めたことがある」が14.5%、「ない」が39%という結果となった。へそくりがある人が約6割を占めるのだ。

 さらに、気になる「へそくりの最高額は?」という質問について。「200万円以上」が9%、「100万~200万円未満」が19.7%、「60万~100万未満」が16.4%、「10万~60万未満」が26.3%、「10万未満」が15.6%となった。

 平均をとっても、88万5700円ものへそくりをしているということになる。では、果たしてへそくりは何に使われているのだろうか? 「友達と旅行のため!」「美容整形費に…」「離婚資金」などさまざまな意見がきかれたが、多かった回答とは?

1位:自分の趣味、遊びに使うため
2位:大きな出費があった時のため
3位:老後のため

 以上のような結果をふまえて、著書に『お金持ち名古屋人八つの習慣』(主婦と生活社)などがあるファイナンシャルプランナーの山口京子さんに話を聞いた。

――先生、へそくりって、家計を横領しているみたいで、後ろめたいんですが…。

「後ろめたいなんて、とんでもない! 戦国時代の武将、山内一豊の妻がへそくりで馬を買い、夫を出世させた話でも知られるように、使い方によってはへそくりはむしろ内助の功に。家計のピンチを救う後ろ盾にもなるので、当然貯めておくべきお金です」(山口さん、「」内以下同)

――な、なるほど! でも貯蓄以外にへそくりまで作るには、収入を増やすか、やりくり上手じゃないと無理でしょ。
「へそくりの極意は“コツコツ続ける”。それだけです」

――へ? それだけ? なんかもっと特別なワザとか…。
「ありません。10円をバカにせず、貯金箱に入れる決意さえあれば誰でもできます」

――それなら、できるかも。希望が見えてきました! 先生は、へそくり歴20年だそうですが、どう使っているんですか?
「家を買った時、へそくりを頭金に上乗せすることで、夫に文句を言わせず、欲しかった物件を手に入れました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
ジャンボな夢を叶えた西郷真央(時事通信フォト)
【米メジャー大会制覇】女子ゴルフ・西郷真央“イップス”に苦しんだ絶不調期を救った「師匠・ジャンボ尾崎の言葉」
週刊ポスト
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン