芸能

『あさが来た』亀助役の三宅弘城 バンド活動など意外な素顔

「あさが来た」スピンオフ(NHKのHPより)

「まだ終わらないで」「もう少し見ていたい」…そんな寂しい思いのなか発表されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』のスピンオフ制作。

 絶大な人気を誇った五代友厚(ディーン・フジオカ・35才)。雁助(山内圭哉・44才)、雁助との恋を諦めたうめ(友近・42才)。三味線のお師匠さん(野々すみ花・29才)…。そんな強敵を押しのけてスピンオフの主役に抜擢されたのが、加野屋で中番頭を務める亀助を演じる、三宅弘城(48才)だ。亀助がふゆの父親を説得して、彼女と結婚するまでの道のりが描かれるという。

 三宅は、宮藤官九郎(45才)や阿部サダヲ(45才)らとともに結成するバンド『グループ魂』でドラム担当でありながら、作詞作曲も手がける。一方で『木更津キャッツアイ』『相棒』『篤姫』『トリック』『いやおうなしに』など、数々のドラマや映画、舞台などに出演する実力派俳優だ。

「コミカルな演技が評判ですが、神奈川の逗子開成高校時代には、器械体操部に所属し、厳しい部活の練習をこなしていました。若き日のヒーローを聞かれると、“森末慎二”って即答です。日本体育大学の推薦も決まっていたんですが、それを蹴って東京国際大学へ進学して、そこからは音楽と芝居づけの日々でした」(三宅の知人)

 大学卒業後は就職せず、『劇団健康』に所属。その後旗揚げした『ナイロン100度』の看板俳優になった。

「その間、ボクシングジムにボクサーとして所属していたこともあるんです。きちんとトレーナーにつき、プロテストを受けようと本格的に練習をしていたそうなんですが、ある日プロテストと芝居のオーディションがかぶって、それで芝居をとった」(前出・三宅の知人)

 三宅は、幼児向け番組『みいつけた!』(NHK)のイスとりゲームのコーナーで、横分けしたヘアスタイルで踊っているが、ピチピチの白いランニングから、現役器械体操選手のようなマッチョなボディーが窺える。

 そのムキムキの腕だからこそできたシーンが『あさが来た』にもあった。

「亀助がのれん回しをするシーンがありますが、あれは番組プロデューサーから“何かやって”とリクエストされ、相撲での弓取り式を参考に、のれんを回すことにしたそうです。ただ回しているように見えますが、あれは1本数kgはあるので結構大変なはずなんですけどね。三宅さんは顔色ひとつ変えずにひょいとやってました」(番組関係者)

 ちなみに三宅は既婚者。2007年11月11日に入籍している。

「もともと奥さんも舞台で歌ったり踊ったりする女性で、三宅さんよりスラッと背の高いきれいな人ですよ。サバサバした性格で、三宅さんが奥さんのことを大好きで、大好きでという感じですね。

 入籍日がコンセントの日ということから、三宅さんは奥さんのことを“コンセントさん”と呼ぶこともあります。

 三宅さんの趣味が一時期お菓子作りだったことがあるんですが、それは奧さんの誕生日にケーキを作っておもしろかったからとか話してましたけど、夫婦仲はめっちゃいいみたいですよ」(前出・三宅の知人)

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
連敗中でも大谷翔平は4試合連続本塁打を放つなど打撃好調だが…(時事通信フォト)
大谷翔平が4試合連続HRもロバーツ監督が辛辣コメントの理由 ドジャース「地区2位転落」で補強敢行のパドレスと厳しい争いのなか「ここで手綱を締めたい狙い」との指摘
NEWSポストセブン
伊豆急下田駅に到着された両陛下と愛子さま(時事通信フォト)
《しゃがめってマジで!》“撮り鉄”たちが天皇皇后両陛下のお召し列車に殺到…駅構内は厳戒態勢に JR東日本「トラブルや混乱が発生したとの情報はありません」
NEWSポストセブン
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《早穂夫人は広島への想いを投稿》前田健太投手、マイナー移籍にともない妻が現地視察「なかなか来ない場所なので」…夫婦がSNSで匂わせた「古巣への想い」
NEWSポストセブン
2023年ドラフト1位で広島に入団した常廣羽也斗(時事通信)
《1単位とれずに痛恨の再留年》広島カープ・常廣羽也斗投手、現在も青山学院大学に在学中…球団も事実認める「本人にとっては重要なキャリア」とコメント
NEWSポストセブン
芸能生活20周年を迎えたタレントの鈴木あきえさん
《チア時代に甲子園アルプス席で母校を応援》鈴木あきえ、芸能生活21年で“1度だけ引退を考えた過去”「グラビア撮影のたびに水着の面積がちっちゃくなって…」
NEWSポストセブン
釜本邦茂さん
【追悼】釜本邦茂さんが語っていた“母への感謝” 「陸上の五輪候補選手だった母がサッカーを続けさせてくれた」
週刊ポスト
有田哲平がMCを務める『世界で一番怖い答え』(番組公式HPより)
《昭和には“夏の風物詩”》令和の今、テレビで“怖い話”が再燃する背景 ネットの怪談ブームが追い風か 
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《過激すぎる》イギリス公共放送が制作した金髪美女インフルエンサー(26)の密着番組、スポンサーが異例の抗議「自社製品と関連づけられたくない」 
NEWSポストセブン
悠仁さまに関心を寄せるのは日本人だけではない(時事通信フォト)
〈悠仁親王の直接の先輩が質問に何でも答えます!〉中国SNSに現れた“筑波大の先輩”名乗る中国人留学生が「投稿全削除」のワケ《中国で炎上》
週刊ポスト