芸能

オダギリジョー・香椎由宇夫妻に 新たな生命が宿る

新たな生命を授かった香椎由宇

 女優の香椎由宇(29才)が妊娠していることが判明した。この夏から秋にかけて、出産予定だという──。

 やんちゃ盛りの男の子に力いっぱい手を引かれ、コンビニに入ってきたお母さん。男の子はお菓子コーナーで、今日のおやつをどれにするか真剣に考え込んでいる。どこか微笑ましい息子の様子に、母親は優しい視線を送り続けている。店を出たふたりは、またしっかりと手をつないで歩き始めた。母親のお腹は、新しい命を宿してふっくらと丸みを帯びていた。彼女は香椎由宇だった。

「近所を散歩したり、スーパーで買い物をしている姿をよく見かけますよ。お子さんは元気いっぱいで、香椎さんにも笑顔が戻って…」(近隣住民)

 2008年にオダギリジョー(40才)と結婚した香椎は、2011年2月に第1子となる長男を出産。2014年4月には次男が誕生した。

「カメラが趣味の香椎さんは、子供たちと出かけるときには必ずカメラを持ち歩いて、成長をずっと見守っていました。夜、子供が寝る前には、“今日もいい子だったね”ってギュッと抱きしめてあげるのが日課だったそうです」(芸能関係者)

 そんな幸せな家族を苦難が待っていた。昨年4月、1才の誕生日を迎えたばかりの次男が一種の腸閉塞である『絞扼(こうやく)性イレウス』と診断され緊急手術。懸命の処置が施されたが、1才と9日で天国へと旅立った。

「それからの日々は壮絶でした。下の子は生まれつき体が弱かったんですけど、香椎さんは“妊娠中に仕事をしていたせいで、悪い影響があったのかもしれない”って、自分を責めるような言葉を吐露することもありました」(前出・芸能関係者)

 香椎は出演予定だったドラマを降板し、オダギリも撮影を延期して自宅にこもる日々が続いた。

「ふたりを前向きにさせたのは、長男の存在だったそうです。香椎さんは、それまで以上に仕事をセーブして子育てを最優先するようになりました。オダギリさんも、仕事復帰後も休みの日や時間があるときには、とにかく長男と一緒にいるようにしてきたんです」(前出・芸能関係者)

 今年1月、本誌は香椎が仕事関係者と都内のワインバーで食事をしている姿を目撃している。白いトップスに身を包んだ香椎はカウンター席に座り、自身が出演したファッションブランドのCMや2020年の東京五輪について会話を交わしていた。香椎の笑顔は控えめだったが、次男を失った悲しみを少しずつ乗り越えようとしているのが感じられた。

 しばらくして、香椎の体の中に新しい命がやってきたことが判明した。

「この夏から秋にかけて生まれる予定です。妊娠がわかってからは、オダギリさんはこれまで以上に家事や長男の面倒を見るようになり、香椎さんに極力負担をかけないようにしているそうです。お腹が大きくなってからは、香椎さんのお母さんも頻繁に家にやってきて、身の回りのお手伝いをしてくれているそうです」(別の芸能関係者)

 7月上旬のある日、香椎はママ友と連れ立って近所のデパートを訪れていた。帽子を目深にかぶり、サングラスで変装していても、子供同士ではしゃぎ合う長男の姿にいつものように温かい視線を送る。そこには、次男と、そして生まれ来る子供への愛に包まれていた。

※女性セブン2016年7月21日号

関連記事

トピックス

世界中を旅するロリィタモデルの夕霧わかなさん。身長は133センチ
「毎朝起きると服が血まみれに…」身長133センチのロリィタモデル・夕霧わかな(25)が明かした“アトピーの苦悩”、「両親は可哀想と写真を残していない」オシャレを諦めた過去
NEWSポストセブン
人気シンガーソングライターの優里(優里の公式HPより)
《音にクレームが》歌手・優里に“ご近所トラブル”「リフォーム後に騒音が…」本人が直撃に語った真相「音を気にかけてはいるんですけど」
NEWSポストセブン
キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン