オダギリジョー一覧

【オダギリジョー】に関するニュースを集めたページです。

オダギリジョー
『カムカム』オダギリジョーの役、モデルは米米・フラッシュ金子? NHKに聞いた結果
 いよいよ4月8日に最終回を迎えるNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。4月7日放送回では、2代目ヒロイン・るい(深津絵里・49)が、夫であるオダギリジョー(46)演じる「ジョー」こと大月錠一郎のピアノ伴奏で歌うというシーンが放送された。ジョーは天才トランぺッターだったが、ライバルであるトミー(早乙女太一・30)とのトランペットバトルに勝利した後、CDデビューを目前にして突如トランペットが吹けなくなる。しかし、その後長い時を経てピアニストとして復活。ライバルであるトミー、そして妻のるいと共演した姿は視聴者の感涙をよんだ。「このジョーのモデルになったのでは?」と言われる人物がいる。それが、同作の音楽を担当する金子隆博氏だ。往年のJ-POPファンはこう語る。「金子さんは、『フラッシュ金子』という名前で、米米CLUBでサックスを吹いていました。それが42歳のときに突然、難病の『職業性ジストニア』を発病し、サックスを吹けなくなってしまった。その後、血のにじむような練習をしてピアニストとなり、現在の活躍に至るのですが、『るい編』でジョーがトランペットを吹けなくなったときから、米米ファンの間で『ジョーのモデルは金子さんじゃないか?』と言われていた。ジョーがピアニストとして復活したとき、『やっぱり金子さんがモデルだったんだ!』と確信しました」 金子氏本人も4月6日放送の『カムカム』に登場。ドラマで「クリスマス・ジャズフェスティバル」に出演したビッグバンドのピアニスト役として見事な演奏を披露。ジョーと共演を果たした。 果たして、ジョーのモデルは金子氏なのか。 NHK広報部に聞くと、「錠一郎の人生と金子さんの人生は全く違うので、金子さんが錠一郎のモデルという事実はありません。錠一郎がトランぺッターとしての道を断念するというストーリー上の流れがあり、その原因となる病気について金子さんにお話を伺って、参考にさせて頂きました」と回答。 いよいよ最終回を迎える同作だが、『カムカム』ロス視聴者が再放送を見返す際には、ジョーと金子氏の背景を思いながら、番組に流れる音楽に耳を傾けてみると、より作品を深く楽しめるかもしれない。
2022.04.07 19:00
NEWSポストセブン
オダギリジョー 独特の“掴みどころのなさ”が妙に役にハマるワケ
オダギリジョー 独特の“掴みどころのなさ”が妙に役にハマるワケ
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演中のオダギリジョーについて。 * * * オダギリジョーは不思議な魅力を持っている俳優だと、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』を見ながら思う。深津絵里さん演じる2代目ヒロイン、大月るいの夫で、不器用ながら穏やかで優しい大月錠一郎(通称ジョー)は、戦災孤児で元ジャズトランペッター。突然、吹けなくなって自暴自棄になり挫折するも、るいと結ばれ京都で回転焼き屋を開業。だがその店もるい任せで、たまに店番をしてもすぐに客が帰ってしまうという商売っ気のなさ。そんな人間味溢れるジョーは、もはやオダギリさん以外に想像できないだろう。 朝ドラ初出演のオダギリさんは、出演が決まった時の取材で、この仕事を引き受けるかどうか悩んだことを明かしている。「僕は夜中の作品のほうがしっくりくるタイプだし、今までもインディーズや小さな作品に重きを置いて活動してきたので、朝ドラは自分らしくないかなとだいぶ悩みました」と語っているのだ。 オダギリさんに関する記事をネットで検索すると、出てくるのは“謎の男”“つかみどころがない”“尖っている”“異質”というような言葉。夜中の作品のほうがしっくりくるタイプという自己分析も、こんな風に評されてきたことと重なっているのかもしれない。 演技力は折り紙つきで、役作りには定評がある。感情表現に含みを持たせるような演技も多く、余韻を感じさせる役者さんだ。だが、これだけ印象的なのに、どんな俳優かと聞かれると「個性的」という言葉の他にその個性をうまく表現できない。どんな役がハマり役なのか、はっきりとイメージできないのだ。確かに掴みどころがなく、謎の男という印象である。 彼がこれまで演じた役で個人的に印象に残っているものは多くある。映画『血と骨』では重苦しくも尖った存在感を見せ、映画『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』では頼りなく脆い繊細さと愛しさを体現。ドラマ『時効警察』(テレビ朝日系)ではコミカルながらもストイックな警察官に扮し、ドラマ『重版出来!』(TBS系)では穏やかな柔らかさと落ち着いた包容力のある演技を披露した。 どれも同じような役どころではないのに、それでいてオダギリさんの個性が存分に生かされていた。強いような弱いような、優しいような怖いような、穏やかなような張りつめているような、役ごとに彼の中にある個性の要素をうまく使い分けるため、どの役も妙にはまるのだろう。 使い分けているというより、むしろ役によって中心となる性格の特徴を入れ替えるイメージに近いかもしれない。それは心理学者のS.E.アッシュが言う「印象形成」に似ている。アッシュは、人は断片的な情報から相手の全体的な印象を作り、全体の印象形成に影響を与える中心特性があることを実験で明らかにした。知的、勤勉、決断力があるという印象を形作る要素が同じでも、中心となる要素がたった1つ、温かいか冷たいかが違うだけで、相手に与える印象はガラリと変わってしまうという。 オダギリさんの場合は、前面に押し出す個性の要素が尖っているか穏やかなのか、それだけで見ている側にまるで違った印象を与えるのではないだろうか。また、役ごとに彼の中で強く出る要素の順番が変わっているような気がする。印象形成は、後からこんな人だったという情報が加わることで変わってしまうこともある。「ジョーはこんなタイプだろう」と思って朝ドラを見ていると、ある瞬間には違うジョーが顔を出すのだ。 取材でオダギリさんは、「朝ドラはあまり見たことがなかったんですよ。自分とは距離が遠いものだったので」と語ったという。だが、困り顔がよく似合う、優しくもユニークな感性を持つジョーを演じるオダギリさんは、今の朝ドラになくてはならない俳優だ。
2022.03.06 07:00
NEWSポストセブン
”カムカムロス”が起きそう(NHK公式HPより)
『カムカムエヴリバディ』怒涛の伏線回収へ ヒントは「映画」「おまじない」
 毎朝の楽しみというかたも多いだろうNHKの連続テレビ小説。しかし『カムカムエヴリバディ』のあまりの展開の速さについていけない人もいるんだとか。NHK関係者が明かしてくれた今後の展開を読めば、また見始めたくなるかも。読む人はネタバレにご注意を──。 3人のヒロインが岡山・大阪・京都を舞台に3世代、100年にわたる物語を描くNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。 日本でラジオ放送が始まった1925年から描かれたドラマも、1980〜1990年代に突入し、現在は川栄李奈(27才)演じる3代目ヒロインのひなた編。視聴率は過去最高の18.6%に迫る18.0%を記録するなど、依然人気が続いている。 オダギリジョー(46才)演じる錠一郎が、過去に放送されたNHK連続テレビ小説の『おしん』や『ロマンス』に釘付けになっていたり、登場する小物や文化も現代にグッと近づいてきて、懐かしさを感じる視聴者も多いだろう。「つらいことが多かった上白石萌音さん(24才)演じる安子編、さまざまな傷を負いながらも周りに支えられ、健気に回転焼き(大判焼き・今川焼き)屋を開いて成長していく深津絵里さん(49才)演じるるい編、両方とも面白かったですが、悲しいシーンも多くて心が重くなる朝もありました。でも、ひなた編になってからは、とにかくお茶目なヒロインのおかげで明るくて毎朝を楽しく迎えられています」(50代女性)「ここ最近の朝ドラは、ヒロインに実際のモデルがいることが多く、その人の人生を知っていたら結末が予想できるものもありました。でも『カムカム』はまったくラストの想像ができません。どうなるんだろうと毎日、気になって見ています」(50代男性) とおおむね好評の一方で、こんな不安の声もある。「るいが錠一郎とやっと結婚したと思ったら、あっという間に赤ちゃんが生まれ、さらに10年後の設定なのですがすぐに2人目も生まれて、上の子が気づいたらヒロインになって……と、私には展開があまりにも急すぎてついていくのが精一杯です。あと、安子編から謎のままになっていることが多すぎて、この伏線が最終回までにすべて回収されるのかしらと心配でもあります」(70代女性) その心配は無用のようだ。あるNHK関係者が胸を張る。「撮影は2月末に無事終了しました。キャストもスタッフも、100年を3人のヒロインで振り返るという新しい朝ドラの試みに挑んでいるという一体感でいい空気でしたね。それから、突然登場しなくなった人物や伏線についてはどうぞご心配なく。これから時間をかけてしっかりと回収されるので、ぜひ期待して見守っていてください。脚本家の藤本(有紀)さんのマジックを信じていただければうれしいです」 とはいえ、最終回は4月8日。タイムリミットまではあと約1か月。早くも「カムカムロス」になりそうな予感がするが、その最終回に向けて、絶対に見逃せないポイントはどこにあるのか、NHK関係者に聞いてみたところ、“怒濤の伏線回収”のヒントを教えてくれた。安子の行方は「ひなたはいまのところ、映画村と撮影所の職員として、少しずつ自分の居場所を見つけ始めていますよね。その場でも、名前どおりの明るさが自分自身の道を開くことになります。そして、彼女はある特技を持っているために、撮影所で頼れる存在としての地位を確立していきます」(前出のNHK関係者・以下同) それは、ひなたが幼い頃に三日坊主で終わってしまっていたことだという。「英語です。『カムカムエヴリバディ』というタイトルも、戦後にNHKラジオで実際にやっていた英語講座『英語会話』のオープニング曲から取っています。安子はこれを聴いて英語を勉強し、るいも小さい頃に一緒に聴いて育っていた。一度は投げ出したひなたですが、ラジオの英語講座での勉強を再開し、それはひなたにとって大きな“武器”になっていくのです」 ひなたにも安子やるいと同様、ラブロマンスがあり、そして出会いだけでなく別れもある模様。「お相手はもちろん本郷奏多さん(31才)演じる五十嵐文四郎ですが、詳しくは見てのお楽しみです。一度離れ離れになり、時が経って再会するシーンがあるのですが、そのときのひなたの心の揺れはチャーミングさであふれています。ちなみに、ひなたの青春時代はフォーク全盛期。彼女の心情と当時ヒットしたフォークソングがリンクすることがあるかもしれませんね」 そして、ひなたの英語同様に途中でやめたといえば、父・錠一郎のトランペットもそうだ。ジャズトランぺッターだった錠一郎は原因不明の病によってトランペット奏者としての夢を諦め、“ヒモ”のようにも見える自由気ままな暮らしを続けている。「錠一郎が少年野球を河川敷で眺めながら、メモ帳に楽譜を書くシーンがありましたよね。あのシーンを見て、ジャズの世界に錠一郎が戻ることを期待している視聴者のかたもいると思います。詳しくは言えないですが、錠一郎が音楽の世界に戻ることをそのまま楽しみに待ってくださっていて大丈夫です。ちなみにその横には早乙女太一さん(30才)演じるトミー北沢も寄り添っているので安心してください」 錠一郎のキリっとした表情がまた見られると思うと、期待が膨らむばかりだ。 しかし、視聴者が何より気になるのは、第1章のヒロイン安子がアメリカに行ってしまったままで話が終わってしまうのかということだろう。そこについてはどうか。「それはこのドラマのいちばん大事な部分と言ってもいいですからね(笑い)。ヒントだけ出すとしたら、あの“おまじない”です。岡山で和菓子屋『たちばな』を営んでいた安子の実家の人たちが使っていた“おまじない”は、ひなたにも受け継がれていきます。回転焼きの作り方をマスターしましたからね。 3世代をつなげるのはラジオだけではないということを意識しながら見てみてください。NHKオンデマンドで過去の放送回を見返すことも可能です」♪あずきの声を聴けえ♪時計に頼るな、目を離すな♪何ゅうしてほしいか、あずきが教えてくれる♪食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべえ♪おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ…… このおまじないが、アメリカにまで届くなんてことがあるのだろうか。「3世代をつなげるもう1つの大事な要素としてあげられるのが、“映画”です。映画の存在が、時間や空間を縦横無尽に駆け巡り、100年どころかもっと長い物語を編むことになっていくのです。安子編に出てきたある小道具の存在が、意外にも3世代を一気につなげることにもなりますので細かいところまで注意して見てくださいね。 ラジオと映画だけでなく、これまでのセリフやさまざまな要素が3世代の歴史をつなげる仕掛けとなっていきます。とにかくいまのうちに安子編やるい編を見直すとより楽しめるかもしれません。伏線はしっかり回収されるので安心してください!」 最終回の4月8日まで、一日たりとも目を離せない。※女性セブン2022年3月17日号
2022.03.05 07:00
女性セブン
オダギリジョー「過去を隠さない」「SNSやらない」異色俳優が売れ続ける理由
オダギリジョー「過去を隠さない」「SNSやらない」異色俳優が売れ続ける理由
 史上初の3人のヒロインが主演するNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリィバディ」の物語が、いよいよ佳境に入ってきた。現在は、3世代目のヒロイン川栄李奈(27才)演じるひなたが、時代劇の仕事に奮闘中。その父親・大月錠一郎役で女性ファンを楽しませているのが、俳優のオダギリジョー(46才)だ。 そんなオダギリが2月中旬、都内の衣料品店にショッピングに訪れた。目撃した30代女性客は「大衆的なファストファッション店に、全身黒ずくめでスタイル抜群の男性が買い物に来ていて、思わず見てみたら、まさかのオダジョーさんでした! マスクと帽子で顔が見えづらくても、服装もオシャレでオーラが際立ってました」 約3000円ほどのダウンジャケットとにらめっこしたり、子供服を探したり、店内をくまなく回っていたという。人気俳優の意外に庶民的な素顔に、女性客もすっかり好印象を抱いていた。 オダギリは今、朝ドラの好演で人気が再燃している。 二代目ヒロイン深津絵里(49才)演じる、るいとの甘酸っぱい恋愛ストーリーは「カムカムエヴリィバディ」の視聴率を押し上げてきた。ドラマ初週の平均視聴率は15.52%も、オダギリが昨年12月に登場すると17%台にアップ。 さらに、オダギリ演じる錠一郎が、突然の病で得意のトランペットを吹けなくなり、るいとの恋も破局しかけたクライマックスの1月25日放送回では、初の18%台(18.5%)を記録。そこから結婚→出産→娘のひなた(子役)登場までの1週間は、ここまで同作で最も高視聴率を稼いだ週となっている。 あるスポーツ紙記者は「ヒロインの恋人・夫役を、オダジョーさんが穏やかに演じて、朝から女性視聴者を癒してきたのも好評の一因です。ご本人も最近の取材で『ずっとインディーズ系や小さな作品に比重を置いてきて、夜中の作品がしっくりくるタイプ。朝ドラは遠いものだと思っていた』と言われている通りに、無頼派というか非主流派な存在だっただけに、国民的ドラマで優しい男性を演じたのは珍しい」と話す。 まさに“ギャップ萌え”だ。 ただ、デビュー前には米国のカリフォルニア州立大で演劇学を学び、現在は映画監督としても活動するほどの多才で、確固たる実力の持ち主。デビュー当初に仮面ライダーなどの子供向け特撮ヒーローを演じた役者には、ブレーク後にその過去を語りたがらない人もいる中で、元『仮面ライダークウガ』のオダギリは、常にオープン。「むしろ“特撮出身”ということに誇りを持っている方で、今でも特撮モノがお好きなようです」(映画関係者)だという。 2月4日公開の映画『大怪獣のあとしまつ』にも出演中のオダギリ。同作品は鑑賞した人たちからかなり手厳しい評価を受けているが、その中でも「オダジョーの出演場面だけは、締まっていた。さすがの芝居」と、各方面から高い評価をから受けている。「女優の香椎由宇さん(35才)との間には二児がいますが、SNSなども一切やらないので私生活は謎に包まれています。そんな神秘性も相まって、あらためて根強い人気を再確認させられているところです」(前出・スポーツ紙記者) 朝ドラでの再ブレークで、今後さらに多くのオファーが届くのは必至。次はどんな作品に出演するのか。「カムカム-」の錠一郎が、いつ再びトランペットを吹くのかとともに、ファンたちは、その行方に注目している。
2022.03.02 07:00
NEWSポストセブン
【動画】本格復帰の香椎由宇 夫のオダギリジョーと子供とユニクロも
【動画】本格復帰の香椎由宇 夫のオダギリジョーと子供とユニクロも
 香椎由宇さんが、4月スタートのドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』で本格復帰することがわかりました。 20歳で結婚して家庭中心になった香椎さんをずっと支え続けてきた夫のオダギリジョーさんも、復帰をとても喜んでいるそうです。 近隣住民によると「オダギリさんも積極的に育児に参加しています。近くのユニクロに子供とオダギリさんとで買い物に来たりもしていて、意外に庶民的な家族という印象です」と明かしています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.02.26 07:00
NEWSポストセブン
香椎由宇、悲しみを乗り越えて本格復帰 オダギリジョーが支えた8年間
香椎由宇、悲しみを乗り越えて本格復帰 オダギリジョーが支えた8年間
 香椎由宇(35才)が本格復帰する。4月スタートのフジテレビ系ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』で、8年半ぶりの連ドラレギュラー出演が発表された。夫で俳優のオダギリジョー(46才)が演出・脚本・編集を手掛けたNHKの単発ドラマに昨年出演したくらいで、ほかに目立った芸能活動はしていなかった。「子育てに専念していましたからね。香椎さんは育児にかける思いが人一倍強いんです。2015年4月に、1才になってすぐの次男が、重い腸閉塞の『絞扼性イレウス』で急逝しました。 その前から、東日本大震災のときには、子供を放射能から守るために、一時期沖縄へ移住したりと、子供中心の生活を送っていた。息子さんの不幸を機に、仕事より育児を優先する思いがより強まったように感じます。育児を深く理解するために、チャイルドマインダーという家庭保育の資格を取ったほどです」(芸能関係者) 今回の連ドラ復帰は、2016年8月に生まれた第3子が幼稚園に入って、徐々に仕事ができる時間と余裕ができたからのようだ。復帰に際し、香椎は《台本を読んで“んーっ!?”って思いました(笑)。今までの私には絶対に来ないであろうキャラクターだと思います》と、コメントを寄せている。「そうは語っていますが、これまでと違うキャラは本人の意向でもあったようです。子育て期間で表舞台から遠ざかっていた分、固定されたイメージも薄らいでいる。だからこそ違う一面を見せるチャンスだと考えていたようですね」(前出・芸能関係者) NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』でヒロインの夫役を好演しているオダギリも、香椎の本格復帰を喜んでいるという。「婚約したとき、香椎さんはまだ20才の学生。23才で長男を産んでから家庭中心の考えになった香椎さんですが、もともと結婚願望が強くなく仕事が好きなかたでした。だからこそ仕事復帰はオダギリさんも応援していたようです。息子さんの不幸で自分を責めていた時期もあった香椎さんを、オダギリさんはずっとそばで支えていました」(前出・芸能関係者) 近隣住民に話を聞けば、「昔から幼稚園の送り迎えもふたりで分担していて、オダギリさんも積極的に育児に参加しています。近くのユニクロに子供とオダギリさんとで買い物に来たりもしていて、意外に庶民的な家族という印象です」 家庭も仕事も充実の香椎の新境地がいまから楽しみだ。※女性セブン2022年3月10日号
2022.02.25 19:00
女性セブン
『カムカム』でトホホな男を演じるオダギリジョー、その独特で大胆な戦略
『カムカム』でトホホな男を演じるオダギリジョー、その独特で大胆な戦略
 何にでも憑依するのが役者だが、一方で既にあるイメージを最大限活用する演出の手法もある。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が、評価の高い朝ドラについて分析した。 * * * 今や連続ドラマは1話、2話の走り出しが勝負と言われています。つまらないと思えば途中離脱は当たり前。話題にならなければチェックすらしてもらえず、時には録画していたことすら忘れられてしまう。動画配信には国内外のドラマや映画、スポーツとさまざまなコンテンツがズラリ揃い、好きな時に見られるという状況です。視聴者の限られた時間を奪い合う厳しい競争の中で、地上波ドラマも戦わざるをえません。 その一方、ついつい画面に目が引きひきつけられ、気になって仕方ないテレビドラマもあるから面白い。クセになってやめられない。ある種の「中毒性」を引き起こす。それがNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で大月錠一郎を演じるオダギリジョーさん。もう毎朝、目が離せない。 名トランペッターだった錠一郎は、突然のスランプに陥り音楽を諦めて良き家庭人となった。娘・ひなたが生まれると、娘の成長と共に父として一年生、二年生と少しずつステップアップを目指す。最初から完璧を求めない、マイペースな姿勢がいい。回転焼きも上手に作れないしお客さんの相手もできない。そんなふがいない自分を素直に受け止める父親ぶりがいい。 特に、困った時の表情は印象的。眉毛はハの字になりトホホという吹き出しが目に見えるよう。情けない表情にこうも味がある役者さんって、オダギリさんをおいて右に出る人はいない。声を張り上げず何ごともふわりと柔らかく受け止める。「柔よく剛を制す」という言葉を地で行くような錠一郎が、独特の味わいを出しています。演じているオダジョーがピタリとハマッて実に自然体。 そんなオダギリさんも、当初は朝ドラ出演のオフォーに戸惑っていたとか。「インディーズや小さな作品に重きを置いて活動して来たので、“朝ドラ”は自分らしくないかなとだいぶ悩みました」(「シネマトゥディ」2021.1/11)。制作陣が一ヶ月かけて説得した、という記事も見ました。『カムカムエヴリバディ』で注目すべき点とは、今回の錠一郎という役がオダギリさんへの「当て書き」だということでしょう。脚本家・藤本有紀さんの役者選びの慧眼、そして当て書きの手腕にはひれ伏したくなる。見事な筆さばきです。 実は朝ドラが始まるその前から、オダギリさんのトホホなイメージは多くの視聴者の無意識の中に共有されていた。錠一郎が登場した時、「あっどこかで見た」と思い、錠一郎が何かやらかすたびに「エアペイ」と心の中でつっ込みを入れた視聴者はきっと多いはずです。 そう、リクルートの決済サービス「Air PAY」のCMです。現金しか受け付けない店だとわかると、「じゃいいですぅ~」と踵(きびす)を返す客。その後ろ姿を見ながら「エアペイっ」と悔しそうにつぶやく店主役・オダジョーの姿は情けない男の結晶体でした。 CMの舞台は骨董品店であったり八百屋だったりと変化しましたが、特に注目したいのが「バー編」。デビッド・ジャガー(架空のロッカー)のファンであるバー店主、という設定で登場したオダギリさん。ヒッピー風の長髪にTシャツ、手にはLPレコード。その時代感覚といい雰囲気といい、まさしく錠一郎と被っています。チューリップハットにラッパズボンの錠一郎と二重写しになります。 すでにCMで流布していたシュールで可笑しい雰囲気を、NHK朝ドラの物語の中に大胆に持ち込んで活かしてしまう戦略も凄い。これって朝ドラ初の挑戦と言えるのかもしれません。きっと脚本家・藤本さんとオダギリジョーさんのコラボでしかできない、トリッキーで楽しいパロディなのでしょう。 脚本、役者、演出それぞれに遊び心があり楽しみがぎゅうっと詰まっていて宝箱のような『カムカムエヴリバディ』。こんな朝ドラ、見たことがない。残り2ヶ月弱と思うとロスが怖い。先のことは考えずに今を最大限楽しむしかない。 ここへ来てトランペッターとして再起しそうな気配も漂い始めた錠一郎。チューリップハットの父とはまたひと味違う、颯爽とした姿を見せつけてくれるのでしょうか? トホホな父の「情けなさ」を存分に強調したからこそ落差も際立つはず。改めて、惚れ惚れするような二枚目トランペッターの姿が見たい。ダイナミックな展開をお待ちしています。
2022.02.05 16:00
NEWSポストセブン
「NHKの制約を演出に活用」オダギリジョーが切り開くドラマの可能性
「NHKの制約を演出に活用」オダギリジョーが切り開くドラマの可能性
 アクの強い登場人物たちと奇想天外なストーリーで話題になった連続ドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』(NHK総合)が、10月1日、全3回の放送を終えた。最終回から2週間近くが過ぎた今も、俳優のオダギリジョー(45)が脚本・演出・編集を手がけた本作には、“新たなドラマの可能性”を切り開いたとの呼び声が高い。『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』は、鑑識課警察犬係の主人公・青葉一平(池松壮亮)が、相棒の警察犬・オリバー(オダギリジョー)とともに、不可解な事件に挑んでいく物語。9月17日に第1回が放送されると、スタイリッシュな映像と個性あふれるキャラクターたちが繰り広げるコミカルな演技、またオダギリジョーが犬役で出演するという自由なアイデアも相まって大きな反響を呼んだ。 キャストには麻生久美子や永山瑛太、永瀬正敏、佐藤浩市、松重豊、柄本明ら豪華俳優陣に加え、ミュージシャンの細野晴臣や鈴木慶一らも出演。それだけでも驚きだが、ドラマ内で多数の小ネタやさまざまな作品へのオマージュが散りばめられているなど、脚本・演出・編集も凝った作りとなっており、視聴者を飽きさせない内容に仕上がっていた。 最終回では、登場人物たちが放送時間を気にするなどメタフィクション的な演出もありつつ、突然のラップバトルやダンス、無数の映像断片がフラッシュバックする編集など、きわめて自由度の高い構成で結末を迎えた。通常のサスペンスドラマは事件を解決することに醍醐味があるものの、そうしたストーリー展開にとらわれないユニークな内容だった。 かねてオダギリジョーの活動を追いかけ、放送前に本人への取材も行った映画ライターのSYO氏は、今回のドラマを「彼のものづくりの結晶」と評価する。「オダギリジョーさんは映画『さくらな人たち』や『ある船頭の話』、ドラマ『時効警察』のエピソード監督など、監督としても積極的に活動してきました。脚本・編集もご自身で行うスタイルをとっており、ファッションセンスにおいては言わずもがなです。彼ならではの“個性”がはっきりと出る形のものづくりを志向されてきました。その結晶といえるのが、今回のドラマであるように感じます。 本作は“警察官と警察犬のコンビが、巷を騒がせる難事件を追う”というもの。しかしその中身は、単なるサスペンス&ミステリードラマに終わらず、メタ要素も絡んだコメディ、ミュージカル、さらには『私立探偵 濱マイク』等々へのオマージュ、『孤独のグルメ』へのパロディ要素も入れ込んだジャンルレスな内容です。カメラワークやカット割りも独特で、遊び心にあふれていました。最終回の意表を突いた展開は、視聴者の中で語り草になることでしょう」(SYO氏) オダギリジョーがこうしたドラマを手がけることができた背景には、NHKとのコラボレーションという側面もあるようだ。SYO氏によれば、NHKに特有の制約さえ逆手にとって演出に転換していたという。「オダギリさんは、本作で脚本・演出・編集・出演を兼任しています。放送直前まで“オダギリジョーさんが着ぐるみで警察犬を演じる”ことは伏せられており、大いに話題を集めました。さらに、ご本人も『遠いところにあるイメージだった』と語っていたNHKとのコラボレーションで驚かせました。 昨今のNHKドラマは“攻めている”と評されるように、『今ここにある危機とぼくの好感度について』等々、強烈な作品を連発しています。そうした流れの中にオダギリさんとのタッグがあったのは、非常に感慨深いものがあります。オダギリさんとつながりのある超・豪華キャストが揃ったのも、本人の人徳はもちろん、企画自体の面白さとNHKの尽力があってこそでしょう。 とはいえ、NHKだと“商品名や企業名などの固有名詞が難しい”といったような数々の制約もあります(例えば“シャーペン”もNG!)。オダギリさんの秀逸なところは、そこを単にカットするのではなく、モザイクをかけたりピー音を入れたりして演出のひとつにしてしまったことです。いわば“検閲が入った状態”を作品として提示することで、メタ的な要素を強めたのです。これはNHKとのコラボだからこそ生まれたものであり、変化球的な笑いを生み出していました」(SYO氏) SYO氏が続ける。「この作品が意義深かったのはコロナ禍でものづくりの楽しさを今一度教えてくれたことです。池松壮亮さん、永瀬正敏さん、麻生久美子さん、永山瑛太さんをはじめ、各出演陣のここまではっちゃけた楽しそうな演技というのは、なかなかお目にかかれません。 画面の端々から“ものづくりの喜び”がにじみ出てくるのは、役者がノッているから。彼らの心に火を付けられるのは、さすが生き様で魅せる俳優・オダギリジョーさんといったところでしょうか。視聴者にとっても、彼の壮大な遊びに乗っかり、大いに刺激を受けた全3回だったのではないでしょうか。表現の自由度を見せつけてくれた監督・オダギリジョーさんの次回作、そして『オリバーな犬』の続編も是非期待したいところです」 もちろん、定番のテレビドラマとして楽しみたい視聴者にとっては、なかなか受け入れがたい作品ではあったかもしれない。だが、そうした先入観を様々な角度から揺さぶる『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』は、“ものづくりの喜び”を伝えるとともに、これからのドラマや映画の可能性の一端を切り開いたとも言えるのではないだろうか。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2021.10.13 11:00
NEWSポストセブン
季節ごとの放送は時代遅れ? 民放の“空白期間”にNHKドラマが光る
季節ごとの放送は時代遅れ? 民放の“空白期間”にNHKドラマが光る
 民放では番組の改編期にあたるため現在、ドラマは放送されていない。そんな“空白期間”にNHKドラマ3作品が支持を集めている。その理由とは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが、民放が抱える課題とともに解説する。 * * * 9月中旬から下旬にかけて夏ドラマが次々に終了し、現在は民放各局の連ドラが放送されていません。 そんな連ドラの空白期間と言える改編期の今、注目を集めているのがNHKのドラマ。9月に放送がスタートした『古見さんは、コミュ症です。』『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』『正義の天秤』の3作がネット上の話題を集め、しかもそろって評判がいいのです。 季節ごとに民放各局の連ドラが入れ替わる日本では、視聴者の多くがそのスケジュール感が体に染みついているもの。それ以外の期間でスタートする作品は、どうしても埋もれてしまいがちですが、なぜこれらの3作は支持されているのでしょうか。「どんなところがどう支持されているのか」を突き詰めていくと、NHKの強みと民放各局の課題が浮かび上がってきます。映像美とスケール感で民放を圧倒 最も反響が大きいのは、『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』。“脚本・演出・編集 オダギリジョー”という異例の制作体制、そのオダギリジョーさんが着ぐるみをかぶって警察犬を演じる演出、大物俳優から若手女優、文化人、妻の香椎由宇さんまでそろえた豪華キャスト……いずれも話題性が高く、「笑えるサスペンス作」という異色さも含め、好意的な声が飛び交っています。『古見さんは、コミュ症です。』は民放各局がほとんど放送しなくなった高校生たちが主役の学園ドラマ。しかも35歳の増田貴久さん、35歳の城田優さん、32歳の溝端淳平さん、31歳の大西礼芳さんら30代の俳優を多数そろえてインパクトを生み出しています。また、人と話すのが苦手で筆談しかしないヒロインを筆頭に、ヤマンバメイクで寂しさをごまかすギャル、気の弱さを隠すために強面を装う少年、潔癖症で他人にふれられない生徒会長候補など、人との距離感に悩む若者たちが一歩踏み出す姿を描く温かいストーリーも好評です。『正義の天秤』は元医師の天才弁護士が大手法律事務所の戦力外チームを率いて難事件に挑む法廷ミステリー。弁護士が主人公の作品は民放各局でもよく見られるものの、当作はよりハードボイルドな世界観と、スタイリッシュな映像と音楽が際立っています。亀梨和也さん演じる主人公が、事件関係者の魂を救うために法廷で熱弁するシーンも好評でした。 この3作は異なるジャンルですが、共通しているのは映像の美しさとスケール感。いずれも演出へのこだわりは特筆すべきで、カメラワーク、セット、衣裳、ロケ地、劇伴なども含めて、たっぷり時間をかけて映像の美しさを追求している様子が伝わってきます。 また、脱力感あふれるサスペンス、高校生が主役の学園ドラマ、ハードボイルドな法廷ミステリーという作品ジャンルも、視聴率獲得が優先される民放各局が避けがちなものばかり。そのレアなジャンルに挑む姿勢は、「犬の着ぐるみ」「ヒロインがしゃべらない」などの思い切った演出にもつながっています。空白期間はオンデマンドの時代に逆行 一方、民放各局の連ドラは営業やキャスティングなどの事情から、「季節ごとに新たな作品を放送する」というスケジュールを続け、NHKのような帯ドラマもほとんどないため、どうしても空白期間が生まれてしまいます。 その空白期間、寂しい思いをしているドラマ好きの視聴者たちが今、朝ドラや大河ドラマを含めて、NHKの作品を支持しているのは間違いないでしょう。加えて動画配信サービスの普及が進んで、好きな時間に海外ドラマや映画を見られるようになりました。民放各局はこのまま季節ごとの放送を横並びで続けていくだけでは、NHKや動画配信サービスに遅れを取りかねない状況なのです。 東京オリンピックの放送を控えていた今夏は、フジテレビの『ナイト・ドクター』が通常より2~3週間早い時期にスタートして、前作『イチケイのカラス』との空白期間をなくし、視聴率・評判ともに好結果を得ました。また、以前から深夜帯では季節にとらわれず自由な時期にスタートする作品が少なくありません。つまり、「本気でやろうと思えば空白期間をなくすことができる」ということでしょう。 もし前述したNHKの3作が民放各局の連ドラ真っ最中に放送されていたら、現在ほどの反響を得られていなかったかもしれません。テレビ番組に限らずエンタメコンテンツがオンデマンドで見られる時代になり、クチコミで視聴者数が増えるようになった今、やはり求められているのは質の高さでしょう。 その意味で、映像の美しさやスケール感に秀でたNHKの作品が支持を集めるのは必然であり、今後は改編期以外でも注目を集める機会が増えるのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2021.10.02 07:00
NEWSポストセブン
年の差婚の芸能人25選。びっくり!実は10歳以上も離れているカップル
年の差婚の芸能人25選。びっくり!実は10歳以上も離れているカップル
最近芸能界や身近でもよく見かける年の差婚カップル。「年の差婚」の明確な定義はないのですが、10歳以上離れていると「随分年の差あるよね」と思いませんか。そこで今回は、10歳以上年が離れている「年の差婚芸能人」をリサーチ。愛があれば年の差なんて…関係ないですよね!【年の差10~12歳】年の差婚芸能人まずは年の差が10歳~12歳のご夫婦。生田斗真さん・清野菜名さん 10歳差2015年に共演したドラマがきっかけで交際がスタートした生田さんと清野さん。2020年に結婚しましたが、当時生田さんが35歳、清野さんが25歳で10歳差の年の差婚。生田さんがとても若く見えるので、10歳も離れているように見えませんね。 この投稿をInstagramで見る 清野菜名(@seinonana)がシェアした投稿東山紀之さん・木村佳乃さん 10歳差舞台での共演を経て、2010年に結婚した東山さん木村さん夫婦も10歳差。東山さんのどこが好きか問われると「甘くないところ」と答えた木村さん。東山さんのストイックなところにひかれたようです。2021年で55歳になる東山さんですが、毎日トレーニングをしているので体力は全く衰えてなさそうですね!和田唱さん・上野樹里さん 10歳差トライセラトップスのボーカル和田唱さんと女優の上野樹里さんは、2016年に結婚。当時和田さんが40歳、樹里さんが30歳。和田さんはバンドマンなだけあってとても若々しく、ツーショットを見ても年の差はあまり感じませんね。某テレビ番組で樹里さんが「初めて買ったCDはトライセラトップス」と答えたことから交友関係が始まったそうです。そこから結婚に至るなんてとてもロマンチック!ちなみに姑の平野レミさんと樹里さんは仲良しだとか。 この投稿をInstagramで見る 上野樹里(@_juri_art_)がシェアした投稿有吉弘行さん・夏目三久さん 10歳差2021年電撃結婚を発表したのは、有吉弘行さんと元アナウンサーの夏目三久さん。番組で共演してから10年、数年前からお付き合いしているという噂はありましたが、有吉さん46歳、夏目さん36歳で無事ゴールイン。有吉さんは山あり谷ありの人生でしたから、夏目さんと穏やかに幸せになってほしいですね。ご報告です。 pic.twitter.com/EOogKrDBfN— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) April 2, 2021 オダギリジョーさん・香椎由宇さん 11歳差映画の共演がきっかけで2007年に結婚したオダギリジョーさんと香椎由宇さん。当時オダギリさんは31歳、香椎さんはなんと20歳。若干20歳で結婚を決意した香椎さんはすごいですね。お二人の誕生日はともに2月16日で、血液型もO型。運命的な出会いを感じたとか。子育てもひと段落し、香椎さんは少しずつ仕事を再開しているようです。染谷将太さん・菊地凛子さん 11歳差俳優染谷将太さんと女優菊地凛子さんは11歳差の年の差婚カップル。2015年の結婚当時、染谷さん22歳、菊池さん33歳の姉さん女房です。最初は染谷さんの一目ぼれが始まりだったとか。一目ぼれに年齢は関係ありませんね。2016年、2019年と二人のお子さんも生まれ、染谷さんは若いパパになりました。早乙女友貴さん・島袋寛子さん 12歳差元SPEEDの島袋寛子さんと、舞台俳優の早乙女友貴さんは12歳差夫婦。島袋さんが32歳、早乙女さんが20歳のときに結婚しました。この夫婦も島袋さんの方が年上となります。男性が20歳で結婚を決めるとは、よっぽど島袋さんが魅力的な女性なのでしょう!ちなみに実の兄である早乙女太一さんは、6歳上の西山茉希さんと結婚していました。(現在は離婚)兄弟そろって年上が好きなのかな? この投稿をInstagramで見る 島袋寛子 Hiroko Shimabukuro(@hiroko.shimabukuro)がシェアした投稿山本耕史さん・堀北真希さん 12歳差交際0日婚が話題になった山本耕史さんと堀北真希さんは、12歳差の年の差婚をしています。初めて共演してから堀北さんに好意を寄せていた山本さんですが、猛アタックするも撃沈。最終的に山本さんは「交際じゃなくて結婚しよう」と指輪を渡したそう。そして山本さんの念願かなって、2015年に結婚。なんと結婚後に初デートをしたとか。出産を経て、堀北さんは2017年に芸能界を引退しています。二人のお子さんにも恵まれて今も幸せそうですね。【年の差13~19歳】年の差婚芸能人次は13歳~19歳の年の、芸能人差婚カップルをご紹介しましょう。福山雅治さん・吹石一恵さん 13歳差多くの女性ファンがいる福山雅治さんは、2015年女優の吹石一恵さんと結婚。福山さんは当時46歳で、13歳差の年の差婚でした。この結婚で福山ロスを訴える女性が多発。「福山ショック」と呼ばれるほどに。2016年には第一子が生まれ、福山さんはパパになりました。妻の吹石さんは結婚されてから仕事をセーブし、家族との時間を大切にしているようです。田中哲司さん・仲間由紀恵さん 14歳差2014年に電撃婚を発表した俳優の田中哲司さんと仲間由紀恵さん。交際している噂がなかったので、大きなニュースになりました。2018年には双子が生まれ、仲間さんは大忙し。夜中の3時に起きて自分の時間を確保しているとか。2017年には田中さんに不倫報道もありましたが、現在は子育てに奮闘するよきパパのようですね。渡部健さん・佐々木希さん 15歳差芸人の渡部健さんと女優の佐々木望さんは15歳差の年の差婚。2017年に結婚し、2018年には第一子が誕生しています。芸能界トップクラスの美女を奥さんにして、子宝にも恵まれ世間から羨望のまなざしを向けられていた渡部さんでしたが…あの不倫報道から、いまだに世間からの風当たりは激強。これからはわが子に恥じない人生を送ってほしいですね。阿部寛さん・一般人女性 15歳差ドラマ「結婚できない男」が好評だった俳優の阿部寛さんは、2008年に15歳下の一般人女性と年の差婚をしています。当時阿部さんは43歳。2011年、2012年に子どもが生まれて、46歳でパパになりました。ドラゴン桜では熱心な教師役をしている阿部さんですが、私生活でも教育に力をいれているそう。子育ての先輩である市村正親さんに、小学校受験についてアドバイスをもらったとか。小学校のPTAにも積極的に参加しているようで、とてもよいパパですね。HIROさん・上戸彩さん 16歳差元EXILEのHIROさんと女優の上戸彩さんは2012年、上戸さんの誕生日である9月14日に結婚。HIROさんは43歳、上戸さんは27歳で、年齢差16歳に驚きました。上戸さんのお母さんはシングルマザーなので、父親のような包容力のある男性にひかれたのかもしれませんね。2015年と2019年にはお子さんが誕生。いつまでも若いと思っていた上戸さんが二児のママとは、時間が経つのが早いです。西島秀俊さん・一般女性 16歳差独身俳優最後の砦といわれた西島秀俊さんは、2014年に16歳年下の一般人女性と結婚。西島さんと言えば、独身時代に語った「妻に求める7カ条」が厳しすぎる!と話題になりました。どんな内容かというと、「メールの返信がなくてもOK」「1カ月半会話がなくても我慢する」などなど。そんな西島さんと結婚した女性は「プロ彼女」と呼ばれていました。2016年、2018年と男の子が生まれ、すっかり父親になった西島さんですが、女性ファンからの人気は健在のようです。佐橋佳幸さん・松たか子さん 16歳差女優の松たか子さんは、音楽活動を通じて知り合った16歳年上のギタリスト佐橋佳幸さんと2007年に結婚。当初、松さんの父親松本白鸚さんはその年齢差から結婚に反対していたそう。しかし結婚8年目に待望の女の子が誕生して、今は孫がかわいくて仕方のないようすです。松さんは大きくなった娘さんに「ママはエルサなんでしょ?」と聞かれたこともあるとか。ママがエルサなんてお子さんはうれしいですね。濱口優さん・南明奈さん 18歳差2018年に結婚したよゐこの濱口優さんとタレントの南明奈さんは、18歳差の年の差婚。南さんのお母さんと濱口さんは2歳しか違いません。(お母さんお若いですね!)連絡先を交換しなよと勧めた恋のキューピットは、なんと出川哲朗さんだとか。濱口さんは交際を申し込んでは断られ、プロポーズしても断られ、やっと思いが通じて結婚に至ったようです。お幸せに! この投稿をInstagramで見る 濱口優????(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿大森南朋さん・小野ゆり子さん 18歳差個性派俳優の大森南朋さんは、女優小野ゆり子さんと2012年に結婚。当時大森さん40歳、小野さん22歳で18歳差の年の差婚。2019年に第一子が生まれ、大森さんは47歳でパパになりました。2020年に放送されたドラマ「私の家政婦ナギサさん」では家事が得意な男性を演じていましたが、私生活でも育児に奮闘しているそうですよ。JUONさん(FUZZY CONTROL)・吉田美和さん 19歳差ドリカムの吉田美和さんは、19歳年下のバンドのボーカリストJUONさんと2012年に結婚。当時吉田さん46歳、JUONさん27歳。女性が19歳も年上の年の差婚は少し珍しいですね。報道によると、JUONさんが吉田家の婿養子になったそう。JUONさんの母親は歌手のりりぃさんで、吉田さんの13歳上。同業者ということもあり、お二人は姉妹のように仲がよかったとか。2016年にりりぃさんが病気で亡くなるまで、吉田さんとJUONさんは献身的に看病していたそうです。【年の差20~29歳】年の差婚芸能人親子でもおかしくない!?一般人ではなかなかこれほどの年の差夫婦はお目にかかれませんが、芸能人の特権といえるのではないでしょうか。年の差20歳~29歳の年の差婚カップルをみていきましょう。武田真治さん・静まなみさん 22歳差筋肉体操で人気急上昇の武田真治さんは、2020年に歯科衛生士でありモデルの静まなみさんと結婚。武田さん47歳、静さん25歳で、年の差22歳!出会いは歯医者で、趣味が合う二人はすぐに仲良くなったそう。幸せすぎて、ますます筋肉に磨きがかかりそうですね。 この投稿をInstagramで見る 武田 真治(@shinji.takeda)がシェアした投稿石田純一さん・東尾理子さん 22歳差2009年にプロゴルファーの東尾理子さんと結婚した石田純一さん。その年齢差は22歳で、石田さんと東尾さんの父(東尾修さん)とは4歳しか違わないそう。理子さんの尻にひかれている印象がある石田さん、22歳差とは驚きですね。結婚後は不妊治療を公表していましたが、2012年、2015年、2017年に出産し現在は3児に恵まれています。石田さんは孫も2018年に生まれて、わが子と孫はほぼ同い年!Mr.しゃちほこさん・みはるさん 23歳差年の差婚にしてはめずらしく、女性がかなり年上のカップル。ミスチル桜井さんや和田アキ子さんの物まねで人気のしゃちほこさんと、中島みゆきさんの物まねを得意とするみはるさんは、2018年に結婚。当時しゃちほこさん25歳、みはるさん48歳で、年の差はなんと23歳。結婚の話が出た時、しゃちほこさんのご両親は「稼ぎの少ないお前にみはるさんを支えられるのか」と反対したそう。しかししゃちほこさんはバイトを辞め、一年間必死オーディションを受け続けて今のような売れっ子になったとか。下積み時代を支えたみはるさんをずっと大切にしてくださいね。城島茂さん・菊池梨沙さん 24歳差TOKIOの城島茂さんは、2019年に24歳下のタレント菊池理沙さんと結婚しました。城島さん48歳、菊池さん24歳で、年の差はダブルスコア。さらに菊池さんのお母さんは城島さんより5歳も下だとか。うーん、お母さんも複雑な心境ですよね。結婚会見で城島さんは「年の差をあまり感じたことがない。だから結婚したいと思えたのかな」と語っています。2020年2月には第一子の男の子が誕生。城島さんは49歳でパパになりました。子どもが成人するまでアイドルとして活躍してほしいですね。いしだ壱成さん・飯村貴子さん 24歳差父親の石田純一さんに続き、息子のいしだ壱成さんも年の差婚。2018年の結婚当時壱成さんは43歳、飯村さんは19歳でなんと妊娠していました。付き合い出したのが前妻との離婚成立前ということで、世間からかなりバッシングを受けていましたね。会見で壱成さんはこの結婚を「来るべくして来た婚」と名付け、「年齢に関係なく、やっと出会えたという感じがしている」と語っています。壱成さんには2度の離婚歴や、モラハラ疑惑があるので、今回は穏やかな結婚生活が送れるといいですね。【年の差30歳以上】年の差婚芸能人二人で歩いていると孫と思われることも??年齢差30歳以上の年の差婚カップルをご紹介します。山寺宏一さん・岡田ロビン翔子さん 31歳差還暦一歩手前で、28歳のタレント岡田ロビン翔子さんと結婚したのが、声優の山寺宏一さん。その年の差なんと31歳というから驚き…!親子以上の年の差です。ちなみに山寺さんは今回で3回目の結婚。1番目の奥さんとは2歳差、2番目の奥さんとは17歳差、そして今回は31歳差。どんどん年下になっています。今回は最後まで添い遂げられるといいですね。ご報告があります pic.twitter.com/dyEYGl7wij— 山寺宏一 (@yamachanoha) August 3, 2018 加藤茶さん・加藤綾菜さん 45歳差最後は加藤茶さんご夫婦で、その年の差は45歳!孫でもおかしくない年齢差です。結婚した当初は「財産目的ではないのか」と世間からバッシングされていましたが、2021年で結婚10周年を迎えました。妻の綾菜さんは介護の資格や生活習慣病予防アドバイザーの資格を取得し、現在では司法書士の資格も目指しているそうです。周りからなんと言われようと、現在でも仲の良いご夫婦ですね。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿番外編:離婚した年の差婚芸能人年の差婚をしたけれど、残念ながら離婚に至ったご夫婦もいます。最後に、離婚してしまった年の差婚芸能人を離婚理由とともにみてみましょう。市村正親さん・篠原涼子さん 24歳差2005年に結婚した二人の年齢差は24歳。市村さんは再婚でしたが、結婚会見で「彼女は神様からの贈り物」とのろけていましたね。2児の男の子を授かりましたが、2021年に電撃離婚。離婚の理由はコロナ禍による生活環境の変化といい、二人の息子さんは市村さんと生活を続けています。離婚後、篠原さんは年下芸能人の方と恋の噂がささやかれていましたが、真相やいかに??すでに70代の市村さんと女盛りの篠原さん。おしどり夫婦と言われていた夫婦でも長く結婚生活を続けていくとお互い心境の変化があるのかもしれませんね。磯野貴理子さん・一般人男性 24歳差 タレントの磯野貴理子さんは2012年に24歳下の一般人男性と結婚するも、7年後に離婚しています。離婚理由を「夫に自分の子どもが欲しくなったといわれた」と番組内で語った磯野さん。離婚時、磯野さんは55歳で簡単には子どもを望めない年齢でした。磯野さんはそれを受け止めて、円満離婚をしたそうです。結婚当時も磯野さんは48歳だったワケですから、相手の男性はすべてを承知の上で結婚したように思えましたが…。夫婦の問題は当事者じゃないと分かりませんね。高橋ジョージさん・三船美佳さん24歳差お二人が結婚したのは、高橋ジョージさんが40歳、三船美佳さんが16歳の誕生日を迎えた当日。三船さんはまだ高校生でした。(美佳さんが中学生のときから付き合っていた計算?)その後、2004年には長女が誕生するも、2015年高橋さんのモラハラを理由に、美佳さんが離婚を求める裁判を起こしています。そして2016年には離婚が成立。その後美佳さんは2019年、3歳年上の美容師と再婚。2020年には次女を出産し、16歳の長女に祝福されながら、新しい生活を始めています。 この投稿をInstagramで見る ???? Mika Mifune ???? 三船 美佳 ????(@mikamifune_official)がシェアした投稿おわりに芸能人の年の差婚カップルはたくさんいましたね。年の差婚は離婚率が高いと聞きますが、多くのご夫婦はとても幸せそう。ちなみに「結婚するなら何歳上までOK」というあるアンケートによると、11歳以上でもOKと答えたのは男性2.7%、女性5.9%とかなり少数。今は共働きが当たり前の時代。年齢が離れている夫婦よりお友だち感覚の夫婦の方が子育て、家事などもやりやすいイメージですよね。引用:パートナーエージェント※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
2021.09.09 10:00
たまGoo!
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平成以降の仮面ライダー 少子化の影響で変化「人間味のある内容に」
 1971年4月3日に放送が始まり、今年で生誕50周年を迎えた『仮面ライダー』。昭和、平成を駆け抜け、令和に入った現在もテレビシリーズ32作目となる『仮面ライダーセイバー』(毎週日曜9時~・テレビ朝日系)が放送中。今年は映画『スーパーヒーロー戦記』でも歴代のヒーローたちが登場する。なぜ、こんなに長く愛され続けているのか。「息子に見せようと『仮面ライダーウィザード』を見始めました。主人公は幼い頃に両親を亡くし、プロのサッカー選手を目指していたのに、友人にけがを負わせて夢を諦め、ひょんなことから仮面ライダーになった。挫折や苦悩を抱えながらも頑張って乗り越えようとする姿を応援せずにはいられなくなりました」(45才・塾講師)「『仮面ライダードライブ』の竹内涼真さん(28才)にハマりました。最初は垢抜けない感じだったのに、回を追うごとにどんどんかっこよくなる彼を、自分が育てているような気持ちで見ていました」(44才・飲食店) 子供と一緒に見ているうちに、主人公の背景を知り、物語にハマっていく──。高校生の子供の親で、仮面ライダーに詳しいライターの櫻宮ヨウさんは、その魅力をこう分析する。「仮面ライダーは、綿密なストーリー展開に加え、人間模様が濃密に描かれており、勧善懲悪では片付けられないところが魅力のひとつ。無敵ではなく、心の闇や自分の弱さに苦悩する主人公を若手俳優が演じることで心を掴まれ、目が離せなくなるんです」平成になり、愛される仮面ライダーに進化 佐藤健(32才)や菅田将暉(28才)、福士蒼汰(28才)、吉沢亮(27才)など、いまをときめく錚々たる顔ぶれが、仮面ライダーを務めたことをきっかけにブレークを果たしている。「それは、平成に入ってからのこと。昭和の時代は仮面ライダー=子供向けのヒーローというイメージが強すぎて、ほかのドラマで活躍するのが難しい面もありました」 そう語るのは、2001年『仮面ライダーアギト』から仮面ライダーシリーズの監督を務めている田﨑竜太さん。 そのイメージが、2000年に入ってガラリと変わったのだという。「当時は少子化の影響で、子供向けの番組では、なかなか視聴率が取れませんでした。もっと視聴者層を広げないと生き残れない。そのため、ただ悪と戦うだけではなく、大人にも共感していただけるような人間味のある内容に変えました。その最初が『仮面ライダークウガ』(2000年)です」(田﨑さん・以下同)『クウガ』は「平成仮面ライダー」第1弾として制作されたかなり実験的な作品。それまでの仮面ライダーを演じる俳優は、彫りが深く、エチゾチックな顔立ちでがっちり体形が中心だったが、『クウガ』では、スタイリッシュでシャープな風貌のオダギリジョー(当時23才)を起用。職業は冒険家で、変身すると警察と協力して事件を解決するなど、サスペンス要素も加え、本格的な刑事ドラマのような作りにした。「主人公や彼を取り巻く人たちがさまざまな葛藤を抱き、苦悩しながらも変化していく、そんな人間臭さを丁寧に描写するために脚本づくりにもかなり時間をかけていました」 子供にはやや難解ではあったものの、大人から高評価を得て、20~30代のファンが急増。日曜朝8時スタートの番組でありながら、9%台の平均視聴率をマークした。 そして、オダギリがこの作品をきっかけにブレークしたことから、仮面ライダーの快進撃が始まる。 2001年、仮面ライダー生誕30年には、平成作品第2弾の『仮面ライダーアギト』がスタートし、さらにヒーロー像が一新。平均視聴率11.7%の高視聴率を獲得する。「主人公の津上翔一は、記憶喪失という悲しい境遇を持ちながら、いつも前向きで明るく家庭菜園をこよなく愛する天然キャラでした。演じた賀集利樹さん(42才)のソフトな甘いマスクと親しみやすさも手伝って子供たちにも、親世代にも人気がありました」 また、この作品から複数ライダー制を起用。賀集演じるアギトに加え、“G3”に変身する氷川誠を要潤(40才)が、“ギルス”に変身する葦原涼を友井雄亮(41才)が演じた。 東映プロデューサーで2001年『仮面ライダーアギト』から制作に関わっている武部直美さんは振り返る。「3人ともオーディション経験もほとんどなく、もちろん演技も未経験でした。ただ、賀集さんが持つ、子犬のような愛らしさと、要さんのクールな雰囲気など、それぞれが役柄にぴったりでした。 オーディション時は、3人とも素直な“とってもいい子”という印象でした。これが、女性ファンの心を掴んだのかもしれません」(武部さん) それぞれが持つ個性が光り、『アギト』の人気はうなぎのぼり。この作品から、仮面ライダーを演じる俳優たちの、握手会などのイベントも精力的に行われるようになっていく。取材・文/廉屋友美乃 取材協力/前川亜紀※女性セブン2021年7月29日・8月5日号
2021.07.21 16:00
女性セブン
オール韓国ロケの新作映画では盟友の石井裕也監督と“越境”を果たした(AFP=時事)
“12才から海外を見据えていた” 俳優・池松壮亮の生き様
 子役デビューから20周年を迎えた俳優・池松壮亮(31)。今年はオール韓国ロケの主演映画『アジアの天使』が7月2日から公開されたほか、出演した中国映画『柳川』や『1921(原題)』の公開も控えるなど、アジア圏での活躍が目立つ。 2001年に劇団四季のミュージカル『ライオンキング』でデビューした池松壮亮。当時は役者よりも野球選手の方に興味があったものの、徐々に俳優業に魅力を感じ始めていったという。2003年にはハリウッド映画『ラスト サムライ』に出演し、若手俳優賞にノミネートされるなど話題を呼んだ。 2005年公開の映画『鉄人28号』では映画初主演を務め、この頃より野球選手ではなく役者として生きていくことを決意するようになったという。その後は数多くの映画やテレビドラマで主役から脇役まで幅広い役柄を演じ、数多くの映画賞を受賞。映画界で欠かせない俳優の一人として知られるようになっていった。 7月2日に公開された石井裕也監督の映画『アジアの天使』では、俳優のオダギリジョーが演じる兄を頼って8歳の息子とともに韓国・ソウルへと渡る主人公を熱演。撮影は全て韓国で行い、実力派として知られるチェ・ヒソをはじめ韓国出身の俳優も複数出演した作品だ。 これまで主に邦画を中心に活躍してきた池松壮亮だが、今年公開予定の作品ではチャン・リュル監督の中国映画『柳川』や上海で撮影を行ったという『1921(原題)』への出演も発表されており、活動の軸足がアジア圏へと広がっていく転機ともなりそうだ。『アジアの天使』で共演したオダギリジョーも韓国や中国、香港、シンガポールなどの映画に出演しているが、池松壮亮もこうした“海外進出”へと向かうのだろうか。だが映画ライターのSYO氏は「信頼する監督と共に越境することが大きかった」と説明する。「池松壮亮さんは『アジアの天使』でオダギリジョーさんと共にオール韓国ロケにチャレンジしました。その理由は“盟友・石井裕也監督の作品だから”というのが大きかったように思います。『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青空だ』『町田くんの世界』など、石井監督と池松さんは多くの映画を共に作り上げてきています。『アジアの天使』においては、さまざまなアクシデントに見舞われ、脚本も何度も書き直すことになるなど相当苦心されたようですが、そんな石井監督を何年も傍らで支えていたのが池松さんです。“海外進出”が目的ではなく、信頼する監督と共に越境する、ということがやはり大きかったのではないでしょうか」(SYO氏) では中国映画『柳川』や『1921(原題)』への出演はどんな意味を持つのだろうか。SYO氏が続ける。「もちろん、中国映画『柳川』や『1921(原題)』に出演することで、今後はアジアをまたいだ活躍を見せていくであろうとは思います。ただ、近年急に動き出したり意識が変わったりしたわけではありません。彼の映画デビュー作は12歳のときに出演した『ラスト サムライ』です。当時から“日本”と“海外”の作品の違いについて考えていたといいます。 つまり、もともと国内に絞った考え方をする俳優ではないんです。2018年には、NHKの番組でフランスのフランソワ・オゾン監督と対談したこともあります。出演作が海外の映画祭に出品される機会も多く、国内の映画も海外の映画も彼にとっては“身近”な存在なのではないかと思います」『1921(原題)』に関して語った『映画.com』の独占取材では、「僕自身、これまで沢山の中国映画から影響を受けてきました」と明かしていた池松壮亮。“海外進出”ではなく端的にグローバルに活躍する彼の動きは、コロナ禍で分断が加速化する今、多くの人にとって一つの指針となる生き方なのかもしれない。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2021.07.14 07:00
NEWSポストセブン
ヒット作を多数生み出してきた佐野亜裕美プロデューサーは、どのようなドラマ作りを目指しているのか?
『まめ夫』の佐野亜裕美P「やりたくないことをやらずにすむ環境に居続けたい」
「人生に失敗はあっても、失敗した人生はない」──これは、現在放送中のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ制作・フジテレビ系)の主人公・大豆田とわ子(松たか子)の台詞である。とわ子と親友(市川実日子)、3人の元夫(松田龍平、角田晃広、岡田将生)プラス第4の男(オダギリジョー)が繰り広げるロマンチックコメディが、まもなく最終回を迎える。人気脚本家・坂元裕二氏によるこのドラマは、先に紹介したような“刺さる”台詞をはじめ、意外な展開、細かな伏線、個性的なキャラクターの魅力などがあいまって、放送後、常にSNSで話題となり、深堀記事が登場し続けている。「語りたくなる」ドラマはどのように作られたのか。大団円の放送を前に、関西テレビの佐野亜裕美プロデューサーに話を聞いた。 * * *視聴者を誘導しないドラマ──SNSで話題になり、考察記事、深堀記事が続々出ている状況について、どう受け止めていらっしゃいますか?佐野:番組を愛してくださっている方がたくさんいることをとても嬉しく思っています。さまざまな記事を読ませていただいていますが、へー、そんなふうに読み解くのかとか、ここを伏線と思うのかとか、こちらが意図していない見方はもちろんあって、いろんな視点があることを学びます。 見てくださる方を誘導したくない、という思いを、プロデューサーとしてはずっと持っています。音楽一つとっても、「ここで泣ける」といった、感情を規定する音楽を使いたくないとか。そういうポリシーでドラマを作っていることが、結果的に、見る方によって印象が違ったり、響く部分が違うという状況を生んでいるのかなと想像しています。──番組の公式ツイッターで、放送後に「ご意見・ご感想・ご批判をお待ちしております!」と、「批判」まで受けつけているのはなぜですか?佐野:自分の勉強になるからですね。自分一人の視点は本当に限られているので、批判を含めていろんな視野を手に入れることは、この多様な世界でドラマを作っていく上でとても大切なことだと思っています。──昨今、「わかりやすい」ドラマが人気を博したり、高い視聴率を獲得する状況において、『大豆田とわ子と三人の元夫』は、会話や伏線が多く、どちらかといえば「わかりにくい」ドラマだと思います。佐野さんはどのようなドラマ作りを目指していらっしゃいますか?佐野:ドラマは、「ながら見」が前提になっていたり、耳で聞いただけでわかるとか、途中の回から見始めてもついていけるなど、どうしても、わかりやすさが求められるメディアです。私自身も、わからないものが素敵だとは思いませんし、敢えてわかりにくくするつもりも全くありません。その上で、いろんなドラマがあっていいと思うし、いろんなドラマがあるべきだと思うんですね。 そういうなかで私は、一時間、集中して見てくださる方が楽しめるドラマを作りたいなと。一時間あっという間で、一時間濃かったと感じてもらうために、一時間の密度みたいなものを意識しています。これだけ娯楽の選択肢がある世の中で、人の時間を一時間奪うって、大変なことだと思うんです。それに見合う価値のあるドラマを作りたいと考えています。とわ子が小鳥遊と別れた理由 これは「ラブコメ」でなく「ロマンチックコメディ」──このドラマは「一人で生きていく人を応援するドラマ」だというお話をされていました。独身者は増えていますが、一人で生きることについて、どう考えていらっしゃいますか?佐野:このドラマはコロナ禍だからできたところもあるんです。海外の映像ですが、家族がいても最後は誰とも会えなくて、病院で一人で亡くなっていくおじいさんの姿を見たんですね。その映像を見て、家族がいようがいまいが関係なく、人は一人で生きているし、一人で死んでしまう。けれど、一人じゃないと思えるドラマを作りたいなと思いました。「一人で生きていく」というと、独身だとか、家族がいないとか、物理的な観点でとらえられがちですが、どんな人も一人で生きているようで、いろんな繋がりのなかで生きていると思います。たとえばよく通っていたお店にコロナで行けなくなって、3か月ぶりに顔を出したとき、店員さんが覚えてくれていたらうれしい。そういうちょっとしたことも含めて、人は一人だけど一人じゃないということを、このドラマで伝えられたらうれしいです。──40代でバツ3のとわ子は、仕事をして、家のことをして、恋をしてきました。とわ子の「大人の恋愛」について、佐野さんはどうお考えですか?佐野:恋愛は素敵なものですが、このドラマでは、とわ子の生活の一部に恋愛がある、という視点を脚本の坂元さんは大事にされていると思います。だから「ラブコメ」じゃなくて、「ロマンチックコメディ」なんです。そして、とわ子は生活の一部である恋愛を、たとえば仕事といった他の要素から切り離すことはできないとも思うんです。すべてが有機的に関連しあって、とわ子という一人の人間が生きているからです。 坂元さんと、とわ子が、オダギリジョーさん演じる小鳥遊大史(たかなし・ひろし)とお別れするとしたらどんな理由でしょうね、と、話し合ったことがあるんです。やっぱりとわ子は、エアコンのオンとオフみたいに、恋愛を他から切り分けられなかった人なのではないか、というところに落ち着きました。──このドラマに限らず、最近、テレビドラマでの「恋愛至上主義」は薄れつつあると感じますが、重要な要素であることは変わりません。佐野:実際の社会では、恋愛が特別視されるところはあると思うんです。とはいえ、そうじゃないでしょう、ということを、ドラマで声高に主張していきたいというわけでもありません。塩梅が難しいんですが、エンターテインメントでは、恋愛が苦手は運動が苦手と同じとか、恋愛が得意は数学が得意と同じ、くらいな感じで、恋愛が扱われるといいなと私は思っています。「やりたいのはオリジナルドラマです」──佐野さんはTBS時代に『99.9 刑事専門弁護士』『カルテット』『この世界の片隅に』といった話題作を手掛け、昨年、関西テレビに移られました。好きなドラマのセリフとして「やりたくないことは、やらないだけなんです」(かもめ食堂)を挙げられていますが、今やりたいこと、やりたくないことは何でしょうか?佐野:やりたいのはオリジナルドラマです。原作ものは、ほかにやる方がたくさんいらっしゃるのでお任せして、私はオリジナルドラマができる環境に居たいと思っています。 やりたいこと、やりたくないことって、時々によって変わっていくので、以前、やりたくなかったことが、今はやりたくなっていたり、反対に、過去にやりたかったことを、今はやりたくなかったりしますが、いずれにしろ、やりたくないことをやらずにすむ環境に居続けたいですね。そういう環境じゃなくなったら移ればいいわけですが、移るためには準備が必要だし、相応の実績が必要になります。また、やりたいことをやれる自分でいなければいけないわけで、そのために、日々精進です。──転職される前に短期間アメリカに行かれて、海外市場を視野に入れたドラマ作りも考えるようになったとか。佐野:日本はこれから人口が減っていきますから、国内に限界がある以上、市場を海外に広げていくしかないというシンプルな考えです。ドラマの製作費がどんどん厳しくなっているのは事実なので、今のままだと悪循環に陥るとも思っています。お隣の韓国から見習うことはたくさんありますし、もっと勉強を重ねて、将来、海外でも見てもらえるドラマを作りたいという気持ちを持っています。──最後に、佐野さんがドラマ好きになった原点を教えてください。佐野:高校生のとき、学校に行きたくなくて、ひきこもっていた時期がありました。その頃、ドラマだけが慰めで、ドラマの続きを見るために、明日も起きよう。そんな生活を送っていたんですね。だた、そこから一直線にドラマ作りを目指したというわけではなくて、大学3年生の進路を考えるときに、ふと、この経験を思い出したくらいなんですが、やってみたら楽しくて、続けていくうちにますます楽しくなって、今は夢中に、必死になっています。●佐野亜裕美/さの・あゆみ1982年生まれ。静岡県出身。東京大学卒業後、2006年にTBSテレビ入社。『王様のブランチ』を経て2009年にドラマ制作に異動し、『渡る世間は鬼ばかり』のADに。『潜入探偵トカゲ』『刑事のまなざし』『ウロボロス この愛こそ、正義。』『おかしの家』『99.9 刑事専門弁護士』『カルテット』『この世界の片隅に』などをプロデュースし、2020年6月に関西テレビへ。現在、『大豆田とわ子と三人の元夫』を担当する。
2021.06.13 16:00
NEWSポストセブン
桑野はなぜいつもポロシャツ?ドラマのファッションの狙いは
桑野はなぜいつもポロシャツ?ドラマのファッションの狙いは
 ドラマでは個性豊かな登場人物たちがさまざまなストーリーを展開していく。彼らのキャラクターをイメージづけるのに大きな役割を果たしているのが、ファッションだ。今シーズンのドラマでは、どんな役割を果たしているのか? コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * いよいよ大詰めを迎えた今シーズンのドラマ。見渡して気がつくのは、それぞれの個性を象徴する主役たちのファッションだ。 たとえば、私が「スーパーポロシャツ男」と名付けた『まだ結婚できない男』の阿部寛。 「フン」と嫌な顔をして屁理屈をこねては周囲の女性たちにげんなりされている建築家の桑野(阿部)の定番の服装といえば、ポロシャツだ。仕事のときもひとりで凝った料理を作るときも、黒やネイビーのポロシャツを愛用。カーキもお好みのようで、ドラマのオープニング映像では、カーキのポロシャツにカーキのパンツ姿でカーキのハンモックにゆらゆらされている。そろそろ寒くなってきたと思ったら、ちゃんと出ました長袖ポロシャツ。ちょっと気になるカフェの経営者 (稲森いずみ)と観劇に行ったり、鼻息の荒い弁護士まどか(吉田羊)と会うときには、ポロシャツの上にジャケットをオンするのである。 思えば、13年前の『結婚できない男』の桑野もポロシャツ愛好者であった。ポロシャツ着用には、桑野のこだわり不変ぶりを象徴するという大事な意味があるのだ。 もうひとり、ファッションに意味があったのは、『時効警察はじめました』の霧山修一朗(オダギリジョー)。警官の制服を脱いで、趣味の時効事件捜査をする際には、常に長い襟がとんがった古着風の柄物シャツにぴたぴたのジャケット姿。ドラマの中で刑事課の彩雲(吉岡里帆)に「イタリアの靴の先みたい」と素晴らしすぎる表現で指摘された霧山の服装は、どう見ても警察官に見えず、「趣味です」と言われた相手もそんな格好してるならそうかも?と信じさせる効果があった。 対照的なのは、『おっさんずラブ-インザスカイ-』の春田創一(田中圭)と『グランメゾン東京』の木村拓哉だ。 航空会社の同僚や機長らに愛の告白をされる春田は、会社の寮では白やみどりのパーカー、外に出てバッティングセンターでバットを振るときには、もこもこ深緑のパーカーなどを愛用する「パーカーモテ男」。ポイントは、全体にゆるめサイズというところだ。春田の働く会社のカラーはピンクで、制服もインテリアもピンクがベース。パーカーのゆるさも相まって、ドラマ全体にどこかメルヘンなムードが漂うのである。 一方、『グランメゾン東京』の尾花(木村)は、料理人らしい真っ白なコックコートが基本。私服シーンも、黒やこげ茶などダークなシャツ、パンツでサイズはきっちり。髪型こそ、ふわりとしているが、長くフランスに暮らした男の服装には甘さもスキもなし。「三ツ星をとる!」と勝負に出た男のイメージだ。 尾花たちのライバル店「レストランgaku」のコックコートが黒というのも、敵対する会社やライバルチームが色分けされて出てくる「日曜劇場」の伝統のようで面白い。そんな中、第8話には尾花がバイクに乗るシーンがあった。緑色のヘルメットと黒縁サングラスが個性的で印象に残る。ひょっとして流行するかも? こう思わせるのもやっぱり木村拓哉。ホントに流行る気がしてきた。 
2019.12.10 16:00
NEWSポストセブン
令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』(公式HPより)
大人もハマる『仮面ライダーゼロワン』、どこが面白いか
 元号が平成から令和になって初めての『仮面ライダー』となる『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)。「AI=人工知能」をテーマに、ライダーとテロリストが戦いを繰り広げるが、その内容が大人も楽しめると話題だ。同作の見どころについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 令和仮面ライダーということで注目される『仮面ライダーゼロワン』。主人公・飛電或人(高橋文哉)は、多くの職場で人間の役にたつAIロボット・ヒユーマギアを扱うAI企業「飛電インテリジェンス」の若き社長である。 だが、「滅亡迅雷.net」というテロリスト集団により、悪と化したヒューマギアが突如人間を襲う事件が続発。或人は仮面ライダーゼロワンに変身して戦う。一方、ヒューマギアを監視する組織エイムズの隊長不破(岡田龍太郎)と刃(井桁弘恵)もそれぞれ仮面ライダーバルカンと仮面ライダーバルキリーに変身。暴走ヒューマギアを食い止めようとする。 複数の仮面ライダーがそれぞれ武器を駆使し、さらにアイテムを用いて別の顔に変身する。それだけでもかなり複雑な上、最新技術により、天にも届く勢いで跳ぶわ消えるわ、爆発するわとハイスピードの激闘が続く。正直、藤岡弘、のライダーキック世代の私は目が回りそうだが、それでも「ゼロワン」が面白いと思えるのには、ワケがある。 ワケその1は、主人公が意外にのんきなこと。実は或人は元売れないお笑い芸人なのである。父(山本耕史)亡き後、会社を引き継いだが、外見も茶髪にパーカで、とても社長には見えない。考えてみれば、人間とAIの共存や悪意による操作など、現実的でむちゃくちゃシリアスな話なのだが、そんな状況でも或人はついギャグを言う。それがまったく面白くないのである。彼の横にはいつもチャーミングなヒューマギアの社長秘書イズがいて、彼がつまらないことを言うたびに「あるとじゃーないと!」と付け加え、つまらないムードのダメ押しをするのがお約束だ。 ワケその2は、大ベテラン世代の活躍だ。第3話「ソノ男、寿司職人」では、跡取りがなく閉店危機の老舗寿司屋の大将(渡辺哲)が、寿司を握るヒューマギア・一貫ニギロー(内野謙太)の技術をチェック。「まずい!」と完全拒否の大将だが、「(ヒューマギアには心がないから)私の心は折れません」とにっこりし、「一万回握って出直してこい」と言われても「一万回でいいのですか?」平然とする一貫ニギローに次第に心を開くようになる。 一方、第10話「オレは俳優、大和田伸也」では、或人の会社がハリウッドで演技を学んだ二枚目のヒューマギア、エンジ(崎本大海)主演の映画を製作。しかし、共演の大和田伸也(本人)は、記者会見では「絶対セリフを忘れない」とエンジを称えたものの、アドリブに対応できないエンジに対して「芝居ってのは人間と人間のぶつかり合いなんだよ」といらだつ。敵はそんな大和田に目をつける…。 渡辺哲69歳、大和田伸也72歳。もうひとり、或人が心のよりどころにしているヒューマンギアの開発者にして飛電インテリジェンス創業者、祖父・是之助の西岡徳馬は73歳である。オダギリジョー、佐藤健らが主演した平成仮面ライダーたちは、番組ファンのこどもたちの親世代を魅了したと言われるが、「仮面ライダーゼロワン」は、大ベテランを呼び込んで、こどもたちの祖父母世代にも親しまれるようアピールしているのかも。もしかして或人のおやじギャグもその一助!? クリスマスも間近。ちょっと深読みもしたくなる。
2019.12.01 07:00
NEWSポストセブン

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