一方、稲垣吾郎(42才)は揺れている。いまだ観客を入れられないほど緊迫した『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録現場だが、リハーサル後に木村と稲垣がセット裏でスタッフを交えて雑談している光景が目撃されている。
「他の3人はすぐに控室に帰るので一切会話はありません。稲垣だけが双方の調整役という立ち位置でした。でも最近は板挟みというか…。理由は不明ですが、年明けに撮影が始まる新作映画の出演をキャンセルしたそうです。稲垣さんも木村さんもとてもライブをやろうという意思は見えません」(前出・テレビ関係者)
修復の兆しが見えない5人の絆。かくして、ファンが一縷の望みを託した25周年ライブは全員にNOを突きつけられた。
「ライブに合わせた新アルバムの制作も流れたまま。個人の活動はありますが、SMAPとしての新しい仕事は現状ゼロです。問題は9月の契約更新ですが、彼らは2020年の東京五輪・パラリンピックの特別サポーターを務めているので、解散だけはないはず。五輪までSMAPの名前は残しつつ、実質ソロ活動だけになるのでしょう。目下、ジャニーさんがメンバー各々と面談を繰り返し、ファンのためにもライブをやるようにと、最後まで翻意を促しているとはいいますが…」(前出・音楽関係者)
7月24日、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)に出演した明石家さんま(61才)は、人気コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」の生放送で、中居に突っ込んだ。
「なんで歌番組に出ぇへんねん! 頼むから歌ってくれ。ファンの声や、これは」
体調不良が理由だと釈明した中居だが、さんまは引き下がらない。苦笑いの中居は、こう話すのが精一杯だった。
「確かに、いろんなことがあってバタバタはしたけど、全然円滑にいってますから」
※女性セブン2016年8月11日号