芸能

大河『いだてん』、綾瀬はるかの存在が現場に与える好影響

現場で“ウラ座長”と呼ばれているという綾瀬はるか

「現場では、綾瀬さんがいちばん明るく元気。あの天然ぶりで周囲を励まし、みんなに“ウラ座長”と呼ばれているそうですよ」。そう感嘆の声を上げるのは、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の制作スタッフ。『いだてん』は脚本を宮藤官九郎(48才)が務め、中村勘九郎(37才)と阿部サダヲ(48才)がダブル主演する異色作で、1月6日の初回は平均視聴率15%超えの好スタートを切った。しかし、その後の視聴率は下降気味で、2月3日放送の第5話は10.2%と、危うく1桁台に落ちてしまいそうな“失速”ぶり。

「それでも現場はピリピリするどころか、いたって和やかな雰囲気なんです。録画視聴率やBS視聴率が好評なこともありますが、なんといっても綾瀬さんの存在が大きい。『いだてん』のスタッフが、綾瀬さんが主演を務めた2013年の大河ドラマ『八重の桜』と同じこともあって、現場スタッフとの息もピッタリのようです」(前出・制作スタッフ)

 綾瀬はるか(33才)が演じるのは、勘九郎演じるドラマ前半の主人公・金栗四三を支える幼なじみ、春野スヤだ。綾瀬は作品の外でも、勘九郎を支えているという。

「綾瀬さんは自身の大河の経験から『長丁場の大河では、食べて寝るのがいちばん!』『走るドラマだけど、最初からダッシュするともたないですよ~』と優しくアドバイスしています。勘九郎さんはそんな綾瀬さんにとても感謝しているそうです」(前出・制作スタッフ)

 そうした周囲への気配りだけでなく、徹底した自己管理も怠らない。

「『八重の桜』や『精霊の守り人』(2015年、NHK)の撮影の時、ハードなアクションをこなすために、腕立て伏せ200回、腹筋30回×5セットを日課にしていたそうです。今回も長丁場に備えて、筋トレを再開したと聞きました」(NHK関係者)

 大河出演経験を生かし、その存在感を発揮する綾瀬。さらに、関係者を喜ばす、ある“匂い”が現場を和ませているようで…。

「綾瀬さんは『インフルエンザ対策にいいのよ』と言ってしょうが紅茶を携帯用ポットに入れて持参しているそうです。しかも、自分だけでなく共演者みんなのためにと、大きなポットも持ってきて、現場にその香りを漂わせています。共演者からは、体が温まると評判のようですよ」(前出・NHK関係者)

 ドラマでは、スヤと四三の恋の行方がいよいよ佳境に入り、今後の展開に期待が集まっている。『いだてん』視聴率回復の鍵は、やっぱり綾瀬が握っている?

※女性セブン2019年2月21日号

関連記事

トピックス

西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
有村架純と川口春奈
有村架純、目黒蓮主演の次期月9のヒロインに内定 『silent』で目黒の恋人役を好演した川口春奈と「同世代のライバル」対決か
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
かつて問題になったジュキヤのYouTube(同氏チャンネルより。現在は削除)
《チャンネル全削除》登録者250万人のYouTuber・ジュキヤ、女児へのわいせつ表現など「性暴力をコンテンツ化」にGoogle日本法人が行なっていた「事前警告」
NEWSポストセブン
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜の罪で親類の女性が起訴された
「ペンをしっかり握って!」遺体に現金を引き出させようとして死体冒涜……親戚の女がブラジルメディアインタビューに「私はモンスターではない」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン