天皇皇后両陛下と愛子さま(写真/宮内庁提供)

天皇皇后両陛下と愛子さま(写真/宮内庁提供)

 ところが、眞子内親王と小室圭氏の結婚問題で状況が変わった。前出の宮内庁担当記者の指摘だ。

「秋篠宮夫妻は女性宮家創設にナーバスになられている。もともとは眞子さまと佳子さまに皇族に残って悠仁さまを支えてほしいというお気持ちがあったのですが、小室さんとの結婚問題で、女性宮家が創設されて小室さんが皇室メンバーになることに国民の多くの理解が得られる状況ではない。しかも、眞子さまは小室さんと結婚して皇籍離脱することを望んでいるが、佳子さまだけ女性宮家をつくると姉妹で民間人と皇族とに立場が分かれるという状況が生じる。

 さらに紀子妃殿下が悩んでいらっしゃるのは、小室さんの問題をきっかけに愛子さまの女性天皇を待望する世論が高まっており、悠仁さまの立場に影響することです」

 有識者会議の専門家ヒアリングでも、八木秀次・麗澤大学教授が女系天皇をめぐる議論で小室圭氏を念頭に「(女系継承は)例えば眞子内親王のお相手との間に生まれたお子さんが天皇になる」と指摘(議事要旨からは削除)するなど、眞子内親王の結婚問題が政府の議論に影響を及ぼしているのは間違いない。

※週刊ポスト2021年7月16・23日号

関連記事

トピックス

氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
AKB48の元メンバー・篠田麻里子(ドラマ公式Xより)
【完全復帰へ一直線】不倫妻役の体当たり演技で話題の篠田麻里子 ベージュニットで登場した渋谷の夜
NEWSポストセブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
”うめつば”の愛称で親しまれた梅田直樹さん(41)と益若つばささん(38)
《益若つばさの元夫・梅田直樹の今》恋人とは「お別れしました」本人が語った新生活と「元妻との関係」
NEWSポストセブン
パリ五輪への出場意思を明言した大坂なおみ(時事通信フォト)
【パリ五輪出場に意欲】産休ブランクから復帰の大坂なおみ、米国での「有給育休制度の導入」を訴える活動で幼子を持つ親の希望に
週刊ポスト
被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン