国内

紀子さま、愛子さま人気の高まりへの複雑な思い 悠仁さまは高校ライフが“話題”に

淡いピンク色の装いは可憐ながらも華やか(11月、東京・千代田区 撮影/JMPA)

淡いピンク色の装いは可憐ながらも華やか(11月、東京・千代田区 撮影/JMPA)

 かつて上皇さまは、女性皇族の存在が「その場の空気に優しさと温かさを与え、人々の善意や勇気に働きかける」と語られた。しかし、愛子さまへの期待が膨らめば膨らむほど、皇室が抱える問題が頭をもたげる。

 学生のうちは、本分である学業を優先──これは、いまの皇室において共通認識になっている。一方、皇族の数が減少し、公務の担い手が不足する現状では、どうしても愛子さまの動向は気になる。

「来年5月にイギリスでチャールズ国王の戴冠式が予定されています。日本とイギリスの関係を考えると両陛下が戴冠式に出席されても不思議ではありません。仮に愛子さまも同行されるとなれば、大変よい勉強の機会となるでしょう。各国からの参加者の中には愛子さまと同世代の王族も少なくないので、よい刺激になるはずです」(宮内庁関係者)

 1953年のエリザベス女王の戴冠式には当時皇太子であった上皇さまが列席された。前例に従えば、皇嗣である秋篠宮さまと紀子さまが列席されることになる。

「ですが、そもそも慣例通りなら、エリザベス女王の国葬にも秋篠宮ご夫妻が参列されるはずでした。しかし女王と親交のあった陛下の強いご希望で、両陛下が参列された。戴冠式でも、両陛下の出番がめぐってくるかもしれない」(皇室記者)

 気が気でないのは紀子さまだろう。

「紀子さまは戴冠式に列席し、秋篠宮さまとともに皇嗣としての立場をアピールしたいとお考えでしょう。ヨーロッパ王室と接点を持たれることは、秋篠宮ご夫妻、ひいては将来天皇になる悠仁さまにとってもプラスに働くとお考えかもしれません」(前出・皇室記者)

 悠仁さまの将来を心配される紀子さまは、愛子さま人気の高まりを複雑な思いで見ているに違いない。

「愛子さまがおこもり生活を続けられている間も、紀子さまは悠仁さまを連れてお出かけになるなど、悠仁さまに活躍の場を設けてこられました。しかし、愛子さまとの注目度の差は歴然としています」(前出・皇室記者)

 10月に、愛子さまに先んじて実現した単身での伊勢参拝は、私的なものとされた。

「かなりの遠出にもかかわらず、事前に大きく広報されず、偶然伊勢参りをしていた人が悠仁さまに気づく程度でした」(前出・皇室記者)

 かたや、高校ライフは“話題”になっているという。

関連記事

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン