超人気者の男性芸能人の結婚には「〇〇ロス」「きょうは会社休みます」といった文言がSNSにあふれるものですが、「この日なら、しかたがないのかも」「それでなくても芸能人はゲン担ぎをするからね」という納得ポイントにもなる一粒万倍日。その最たるケースは、2021年9月28日、嵐の櫻井翔クン(41才)と相葉雅紀クン(40才)がダブルで結婚を発表したときではなかったでしょうか。
2人で相談しながら発表のタイミングを待ったとも聞きますし、事務所への報告も2人揃ってだったとか。一説には、バラバラに結婚発表するよりも同時にした方がファンの皆さんのショックが一度で済むからともいわれました。とはいえ、ショックすぎて「翔クンと相葉チャンが結婚するの?」と勘違いしたかたが多数。それほどファンの皆さんを戸惑わせたワケですが、実は一粒万倍日を選んで夫婦になった皆さんには、電撃婚も多い気がします。
芸能史をひもとくと、交際相手との結婚を決断できず、いわゆる“長すぎた春”となってしまい、破局を迎えたカップルが何組もいらっしゃいました。もちろん決められないのは男性側だけとは限りません。女性でパッと名前が浮かぶのは鈴木京香サン(54才)でしょうか。過去に“長すぎた春”→破局を経験していらっしゃるので、長谷川博己サン(46才)との結婚がなぜ決まらないのか。余計なお世話ながら心配しています。
一粒万倍日の結婚や発表がポピュラーになる前には、女性側の誕生日だとか、クリスマスなども佳き日とされていましたよね。そういえば、クリスマスカードのような結婚の知らせに女性ファンが荒れまくったケースもありましたっけ。この文脈で思い出すのは倉科カナさん(35才)。3年連続で“誕生日(12月23日)婚”予想でマスコミを賑わせましたよね。でも叶わなかった。次のお相手とは一粒万倍日婚をオススメしたいと思います。余計なお世話ですが。
一粒万倍日についていろいろ調べていたところ、その日を結婚発表に選んだ“元祖”が木村拓哉サン(50才)と工藤静香サン(52才)であることを知りました。さすがというしかありません。
改めまして、3月21日に吉報を発表した皆さま、ご結婚おめでとうございます。
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『アップ!』(メ~テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2023年4月13日号