後に“公開処刑”と揶揄された生放送でメンバーのいびつな関係性が明らかになり、グループは空中分解。一旦は活動休止という案も浮かんだが、ジャニー氏らの説得も虚しく、2016年末に解散。木村と中居正広(51才)以外の3人は、事務所も離れた。これ以降、SMAPを巡っては「4対1」の対立軸で語られることが増えた。
だが、2022年に中居は命にかかわるほどの大病を経験し、昨年、古巣である旧ジャニーズ事務所は性加害騒動に見舞われた。自身や世の中が大きく変わる中、離れ離れになったSMAPのメンバーの距離感にも変化が生じている。
そして、まもなく木村が決断することになるのが、スタート社との契約問題である。同社とのエージェント契約第一号になるとみられていたが、独立の可能性も出てきたという。
「7年前はこれまで育ててくれた事務所への恩義や抱えていた仕事への影響を考慮し、残留することを選択した木村さんですが、あのとき果たせなかった“5人全員が古巣を離れる”ことで恩讐を超え、再結成に挑めるという考えになったのかもしれません。
木村さんの契約問題が長引いた背景には、SMAP再結成が関係しているのは間違いなく、どんな結論になろうとも、それは5人にとって“前進”のはず。
いまの木村さんは、再結成に向けて、完全に準備ができている状態だと思いますね」(芸能関係者)
現状、木村が籍を置く「SMILE-UP.」に木村とスタート社との契約について、いつ頃正式な発表があるのかなどを尋ねたが、「契約に関するご質問に関しましては、お答え致しかねますので、何卒ご理解を頂けますと幸いです」と回答した。
2月15日発売の『女性セブン』では、再結成への意外なキーマン、木村のSMAPへの強い思い入れ、再結成の最後のカギを握る中居の決断などについて詳報している。