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綿矢りさ 小説を書くのは月-金の朝から昼、そして夜

 04年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞した綿矢りささん(26)。このほど、3年ぶりとなる新刊『勝手にふるえてろ』(文藝春秋)を上梓した。専業作家になってからは、月曜から金曜までは朝から昼までと、夜を原稿を書く時間に充てている。

「本当に独りでする仕事だと思います。小説を書くのは職業ですが、職業だと思うと緊張してなかなか単行本も出ないので(苦笑)、最近は『趣味で日記を書いている』という気分で書いています。楽しいですよ。書くのがストレス解消なんです。書けている間は、ですけど…」 

 時間があるときには、小説や漫画を読んで過ごす、根っからのインドア派。たまにショッピングで気分を入れ替えるが、常にその“真ん中”には小説がある。

「いまは“こういうのを書かなきゃ”と思い詰めるより、自然に自分から出てくるものを大切にして書いてみようと思っています」

※女性セブン2010年10月14日号

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