芸能

海老蔵「生きてただけでもよかったんじゃねェの」との証言

 歌舞伎役者・市川海老蔵が暴行された件が各種メディアを騒がせたが、事件発覚当初に海老蔵が話していた内容と食い違う「事実」が、続々と明らかになってきている。役者生命を脅かす重傷を負っているにもかかわらず、海老蔵がひた隠しにしていることは何なのか―。背景には、東京のアウトローたちをも震え上がらせる愚連隊の存在があった。かつてその組織に属していたという20代のフリーターは、「絶対に身元を明かさないでほしい」といいながら、この組織の代表的メンバーであるAとBについてこう話した。

「AクンにBクン、この人たちの名前を聞いて、ビビらない東京のワルはいないよ。今、“東京で一番ヤバイ奴ら”っていって間違いない。(海老蔵を殴ったとされる)Rもケンカが強いって評判だけど、まだ優しいもんだからね。近所の子どもたちとサッカーして遊んでなんて話もあるし。でも、あの先輩2人はヤバすぎる。オレが話したってばれたらマジで殺されるかもしれない。

 冗談じゃなく腕の1本や2本は覚悟する。歯が折れたり、顔がヘコんだくらいならマシだよ。海老蔵は、生きてただけでもよかったんじゃねェの。AクンとBクンには、信じられない伝説がムチャクチャあるから。格闘家だった地元の先輩を“ムカツクから”ってだけで襲撃して病院送りにしたとか、クラブのトイレで目があったり肩がぶつかっただけで半殺しにされたって話もその辺にあふれてる。相手がヤクザでも素人でも容赦なんてしない。とくに最近は気が立ってて、近寄るだけでも殺気で押しつぶされそうだって聞いてた」

 そう話す間も、フリーターの足は震えていた。

※週刊ポスト2010年12月17日号

関連記事

トピックス

2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト