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「遺体を5時間放置」のケースも 安すぎる葬儀屋に注意

 最近ではお葬式やお墓も多様化し、人それぞれの条件や好みにあった形のものもたくさんあるが、それでもやっぱりいろいろな不安を抱いている人も多い。そこで、葬儀相談員市川愛事務所・リリーフ代表の市川愛さんに、お葬式やお墓に関する疑問に答えてもらいました。

 * * *
【質問】
 葬儀費用を抑えたいのですが…。

【回答】
 大事なのは自分できちんと予算の上限を決め、最初に上限額を葬儀社に伝えたうえで見積もりを出してもらうこと。同じような規模でも、葬儀社によって価格はまったく違います。人件費など基本的な価格設定が高い葬儀社は総予算も高め。しかし安すぎるところも要注意です。人手が足りず、故人が亡くなったあと病院から搬送するのに車が来ず、5時間も待たされたというケースも。上限を決め内容を精査し、慎重に決めましょう。

【質問】
 散骨をしてもらいたいのですが、何か気をつけることはありますか?

【回答】
 遺骨の一部は手元に残しておきましょう。散骨は基本的に海でするので、墓参りはクルージング。船のチャーターなどで、10万~20万円かかります。散骨などの自然葬は遺族がいつでも手を合わせられる態勢を整えたうえで行うことが肝心です。

【質問】
 お墓ってどんな形でもいいの?

【回答】
 場所によっては形の制約がありますが、どんな形でも受け入れるところもたくさんあります。宗派を問わない墓地などにはたばこやギターの形をしたものなど、さまざまな形のお墓があります。墓地によって石材店が決まっていますので、各石材店に相談してみてください。

※女性セブン2011年2月3日号

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