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2011.04.01 07:00  週刊ポスト

安否不明親族のいる人を狙った新手の振り込み詐欺が現れる

 多額の義捐金が被災地に送られているとの報道がある一方、募金詐欺が連日のように全国各地で発生している。

 たとえば、埼玉県久喜市在住の53歳の男は、大手マスコミの部長であると肩書きを偽り、東京都新宿区の無職女性(91)に「義捐金を募っている」と電話をかけて現金をだまし取ろうと画策。3月19日、詐欺未遂容疑で逮捕されている。

 福岡県大牟田市では、84歳の無職女性宅に男が押しかけ、「寄付を」と呼びかけた。女性が金のネックレスを渡すと、そのまま逃げ去った。

 さらに、悲しみに暮れる被災者の親族を狙いすました卑劣な詐欺行為も現われた。警視庁関係者が語る。

「安否不明の家族がいる家に、振り込め詐欺の電話がかかってくるケースが相次いでいます。“自分は大丈夫、それより財布をなくしたからお金を送ってほしい”“近隣の銀行ATMはすべて停止しているので、友人の口座に振り込んでほしい”が常套句です。家族の無事を願う気持ちを逆手にとった許し難い犯罪だ」

 人の善意に心を打たれるニュースが多い一方で、それを利用しようとする輩は後をたたない。注意が必要だ。

※週刊ポスト2011年4月8日号

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