国内

AKB好き38才男 会社の接待と法事よりもAKBを優先する

 今回、バカダンナのエピソードを披露してくれたのは、神奈川県在住のTさん(37)。ダンナ(38)の実家の敷地内にある4LDK一戸建てに、小学3年生の息子と3人暮らしをしているというTさんだが、とんでもないダンナの生態にほとほと困り果てているという…。

 * * *
 結婚前から夫がアキバ好きなことは知っていました。でも、アイドル好きだなんて聞いてない。「中1のときにアマチュア無線にハマって以来、電気街を歩くのが何よりのストレス解消」というから、そうかなと。でも家電やオーディオのパンフレット1枚、持ち帰ってこない。おかしいなと思っていたとき、大量の段ボール箱を夫の実家で発見したんです。

 姑も夫から「あいつにはナイショ」と荷物を預けられてうれしかったんでしょう。その存在を何年も私に黙っていたんです。でも、その姑でさえ不安になるくらい増殖する段ボール。ついに私に「なんとかして」と。

 段ボールの中身はアイドルのポスターとCD、DVD、Tシャツ。何者かまったく知らないアイドルものも…。さらに同じDVDがいくつもあるのも「?」。

 とっさに夫がヘンなバイトに手を出しているのかと思って、帰宅した夫を問い詰めたんです。すると毎週末にアイドルの握手会に参加していて、そのたびに買っていたら、どんどん増えていったと白状したんです。同じDVDがあるのは、握手会での特典をゲットするために、何枚も買っていたためとか。

 うなだれてボソボソいう夫に「もう隠さなくていい」と私。その日から夫は歯止めがきかなくなってしまったんです。

 当時、保育園児の息子に絵本の読み聞かせを頼めば「パパの推しメン(応援しているメンバー)はねぇ」とAKB話。去年は、「総選挙に行く」というから「選挙なんかあった?」と聞き返すとAKBメンバーの人気投票イベントのことで、会社の得意先の接待を欠席してまで見に行ってるんですよ。

 しかも、別の日には、私の親戚の三周忌もドタキャン。その理由は「AKBメンバーの生誕祭(ライブで行われる誕生日のイベント)」だって。「ライブのチケットはなかなかとれないから」といわれても、親戚にはいえるわけないですよね。

※女性セブン2011年4月14日号

関連キーワード

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン