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災害時の情報源 TV31%、ラジオ30%、携帯21%、ネット8%

 地震だけでなく、全国的に集中豪雨による災害も増え、台風シーズンも本番…。そこで、女性セブン読者のサイトクラブ「セブンズクラブ」の250人を対象に防災に関するアンケートを行った。

「情報収集災害時の情報は何から得ますか?」のとの質問に、テレビが31%、ラジオが30%とこの2つのメディアから情報を得ているという人が大多数だった。「いままで使っていなかったが、普段からラジオを聴くようにした」(41才・主婦)。また、携帯電話が21%、そして、インターネットは8%だった。

 次に、『ツイッターなどSNS(コミュニティー型サイト)を普段、利用していますか?』と尋ねてみたところ、「はい」と答えた人が39%、「いいえ」と答えた人は61%だった。

 減災・復興支援機構・理事長の木村拓郎さんはこう語る。

「情報収集の手段は、テレビ、ラジオ、携帯電話、インターネットなどさまざま。ところが被災地では、停電や通話規制などにより、ラジオがいちばんの情報収集の手段になりました。

 また、インターネットに接続ができるスマートフォンは、通話規制の交換システムを経由しないので、災害時にも強いツールとして見直されています。話題になっているツイッターやフェイスブックなどのサイトも、今回の震災で情報収集や安否確認ができるツールとして活躍しました。

 ただスマートフォンなどは充電ができないことを頭に入れておく必要が。予備の充電池やソーラーなどの充電方法を用意する必要があります。長期間の被災の場合、やはりラジオがいちばん。ライト付きなど多機能なものより、いつでも持ち歩けるコンパクトな携帯ラジオが役立ちます」

※女性セブン2011年9月15日号

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