芸能

セカンドバージンの長谷川博己「寝たきりシーンに変な感じ」

 45才のバツイチ子持ちのキャリアウーマン・るい(鈴木京香)の恋愛を描いたドラマ『セカンドバージン』(NHK)。スキャンダラスな大人の純愛は大きな反響を呼び、社会現象を巻き起こし、この秋、ついに映画化された。

 17才年上のるいと激しい恋に落ちる元金融庁官僚・行を演じる長谷川博己(34)は、『セカンドバージン』の人気についてこう話す。

「やっぱりそれだけ世の女性のかたがたがこの作品を求めているんだなって感じました」

 そんな長谷川に撮影中の苦労談を尋ねると、

「ベッドで寝たきりのシーンが多くて、起き上がると逆に具合が悪くなるくらいだったので、休み時間もずーっと寝ていたんです。でも、その次の日には、るいとふたりの幸せなシーンを撮影。で、また次の日にベッドのシーンに戻って…。モードチェンジに苦労したというか、ちょっと変な感じでしたね(苦笑)」

 なぜ寝たきりシーンがそれほど多かったのかは、映画を見ていただくしかないが、ドラマ版が終わった後も“行さん”と街で声をかけられていたほどのはまり役。それまでも個性的な役者として活躍していたが、知名度を一気に高めたのは本作品といっていい。彼にとっては特別な思い入れがあるに違いないが、意外にも再度演じるにあたってのプレッシャーはとくになかったという。

「ぼくにとってはどんな役も大切ですから。いちばんプレッシャーに感じたのは、ドラマに起用していただいたとき、脚本の大石静さんに“あなたが魅力的じゃないと、この作品は成り立たないのよ”といわれたことです。そのドラマがクランクアップして半年くらい経った。その間に経験した仕事が何かしら血となり骨となっていて、それがフィルムに映っているんじゃないかな、と思います」

※女性セブン2011年9月29日・10月6日号

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン