芸能

最近の家政婦事情 片づけられない独身女性からの依頼急増

松嶋菜々子(38)主演・日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』が高視聴率を記録し、にわかに注目を集める「家政婦」というサービス。家政婦というと、少しセレブなイメージもついて回るが、条件や金額さえ折り合えば利用してみたいと考えている主婦もいるのでは。

「家政婦の形態はさまざま。高齢者など体の不自由な家族がいる場合、家事に加えて介助ができる人という要望も可能ですし、共働き家庭などで、足りないところだけを短時間にカバーするパート的な利用もできます。ほかにも住み込みなど、各家庭の事情によって使い分けることができます」(家政婦協会関係者)

価格設定も条件次第。平均的な家政婦の相場は以下の通り。

●1回3~5時間で4500円程度から。
●1日6時間だと8500円程度から。
●住み込みなら1日1万5000円から。

そのほか別途、家政婦の交通費、紹介手数料などがこれに加算される。

さらに最近では、ワンルームに暮らす独身女性など、片づけられない人による家事代行の需要も高まったため、安価なプランも数多く見られるようになった。例えば、家賃5万8000円のワンルームに住んでいる38才の派遣社員の場合はこうだ。

「私の収入は手取りで月16万円。それでも床の見えない汚部屋が片づくならと思って、4時間2万5000円で2人に来てもらいました。知らない人だから最初は緊張しましたけど、終わったころには家はピカピカ。その後も月に1回2時間5000円で掃除してもらっています」

全国規模で家事代行のサービスを行っている長谷川興産メイドサービス事業部はいう。

「1年前まではほとんどいませんでしたが、ワンルーム、1Kに住まれていらっしゃる20代・30代のお客さまからの依頼が急激に増え、現在では全体の20%近くを占めています。女性が目立ちますね。また、シェアハウスをされているかたは住んでいる誰が掃除するのかという問題が出てくるので代行を頼むケースもあります」

※女性セブン2011年11月17日号

関連記事

トピックス

雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
《雅子さま、62年の旅日記》「生まれて初めての夏」「海外留学」「スキー場で愛子さまと」「海外公務」「慰霊の旅」…“旅”をキーワードに雅子さまがご覧になった景色をたどる 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
《悠仁さまの周辺に緊張感》筑波大学の研究施設で「砲弾らしきもの」を発見 不審物が見つかった場所は所属サークルの活動エリアの目と鼻の先、問われる大学の警備体制 
女性セブン
清水運転員(21)
「女性特有のギクシャクがない」「肌が綺麗になった」“男社会”に飛び込んだ21歳女性ドライバーが語る大型トラックが「最高の職場」な理由
NEWSポストセブン
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
山陰本線の米子近く、日野川の橋梁を渡る列車。地方の高校生の、微笑ましい朝の通学風景。1978年(C)広田尚敬
【鉄道写真の神様】広田尚敬氏(90)が語る「鉄道写真は絶対に現場が大事」の極意 「写真は無理して作るものではない」と“撮り鉄”への思いも明かす
桐谷広人氏やDAIBOUCHOU氏ら“億り人”たちが注目する“5万円・10万円株”「割安かつ高配当」「利益成長」「総合利回り8%超」など…お宝株の数々
桐谷広人氏やDAIBOUCHOU氏ら“億り人”たちが注目する“5万円・10万円株”「割安かつ高配当」「利益成長」「総合利回り8%超」など…お宝株の数々
マネーポストWEB