国際情報

外務大臣政務官「李明博大統領の竹島上陸、年内もありえる」

日本人の行けない日本領土が日本海に浮かぶ竹島(韓国名:独島)だが、最近、韓国では再び「独島熱」が盛り上がっている。ファッションショーやクラシックコンサートなども行われたが、なかでも注目されるのが、“独島イベント”の総仕上げとされる「李明博大統領の竹島上陸」である。

韓国国内で期待が高まるなか、9月8日、大統領はテレビ番組で「8月に夫人と鬱陵島に行く計画があり、独島にも立ち寄る約束をしたが、気象の悪化で行けなかった」と明かした。

一度は頓挫した計画だが、近々実行される可能性が取り沙汰されている。産経新聞ソウル支局長特別記者の黒田勝弘氏は、「冬は波が高いので上陸が難しく、年内には訪日も控えている。もしやるとしたら、春頃ではないか」という。一方、「年内もありえる」と警告するのが、浜田和幸・外務大臣政務官だ。

「今年10月のソウル市長選で、与党候補が野党候補に敗れたばかりで、米韓FTA(自由貿易協定)でも野党の強硬な反対にあった。人気回復の必要性に迫られたとき、外交を持ち出すのは政治の常で、特に“反日”を利用するのは、韓国大統領の常套手段です」

実は大統領自身、先のテレビ番組で「行きたければ年内でも訪問できる」と発言している。米韓FTAの採決において、国会内で催涙ガスが使われる異常事態を考えれば、ウルトラCの年内上陸も警戒しておかなければならない。

※週刊ポスト2011年12月9日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン