ライフ

ファミチキのネット販売開始に担当「忙しくなっても嬉しい」

から揚げも好きだけど、やっぱりフライドチキン

 ホームパーティやお酒のつまみに、あると嬉しいフライドチキン。鶏のから揚げもいいけれど、やっぱりちょっと違う。ネットで調べてみるとあの味を家庭で再現しようと、質問サイトでレシピを聞いたり、ブログやレシピサイトにレシピを公開している人も多い。

 あちこちのサイトで記者がレシピを見ていると、頻繁に出てきたのが「ファミチキみたい」や「ファミチキ風」の文字。これはファミリーマートの骨なしフライドチキン『ファミチキ』のことだが、フライドチキンの人気ランキングなどで常に上位にランクインするだけあって、あの味を自宅で再現したい人が多いもよう。

 ちなみに「ファミチキ レシピ」で検索してみると、ヒット数は5万を超えた。この中には、お店で買ってきたものをカレーにトッピングとか、玉子でとじて丼にする……といったアレンジレシピも多くあるが、それを含めてもかなりの人気。再現レシピの方も、ジューシーな肉汁や味を再現するための下味など、かなり研究されているようだ。

 しかし、そんなふうに「家庭で揚げたての『ファミチキ』を!」という努力をしている人がたくさんいる中、12月13日ファミマ.comから『ファミチキ』20個パックがあっさりと販売開始された。

 あの味、しかも揚げたてが、簡単におうちでできるようになった――いや、再現の試行錯誤をしてきた人たちにとっては、“できるようになってしまった……という気持ちなのでは?”と思った記者。そこでネット販売実施の経緯や「再現レシピがんばってる人のこと、どう思いますか?」を聞くべく、クリスマス対応真っ盛りという、大迷惑なタイミングに担当者を直撃。ファミリーマート・デリカ食品部の石川さんが取材に応じてくれた。

――取材をお願いしておいてなんですが、このクリスマス時期に一般販売がスタートして、すごくお忙しいのでは?

「いつもバタバタしているので大丈夫です。それに『フライドチキン』や『ファミチキ』の件であれば、もっと忙しくなっても嬉しいです」

――『ファミチキ』と『フライドチキン』合わせて7.2億本も売れている、店頭で人気の商品を「ネット通販で買えるようにしよう」とした、きっかけは?

「自宅でも“おいしくて、できたてのチキンが食べたい!”というお客様のニーズにお応えしよう、ということからですね。

 お客様の利便性を考慮して、店舗で冷凍の状態で購入するのではなく、自宅で受け取れるネット通販にしました。またご家庭では届いてから保管することもあるかと思い、サイトに収納に必要なスペースの目安を記載したりしています」

――あれはとても便利ですよね。生ものなどのお取り寄せで、届いてみたら箱が大きくて……ということがあるので。さて、レシピサイトなどを見ると、『ファミチキ』を家庭で再現しようとする人がたくさんいますが、オリジナルのご担当として石川さんは、どう思われますか?

「『ファミチキ』のおいしさを家庭で実現したいという要望があるのは、とっても嬉しいことです。今回はご自宅でも最適な状態で『ファミチキ』を食べていただけるよう、ネット通販を実現しました。こちらも試してもらえると、さらに嬉しいです」

――ちょっと話しは変わりますが、今回発売を開始した『フライドチキン』や『ファミチキ』と並んで『スパイシーチキン』も人気が高いですよね。こちらの販売予定も、あったりするんですか?

「お客様の要望をいただければ、前向きに検討いたします!」

――お! 検討してもらえるんですね。では最後に、『ファミチキ』ファンへ一言お願いします。

「今回のネット通販スタートで“いつでも何処でも”ファミチキのおいしさ楽しめるようになりました。ぜひ今まで以上に、ファミチキのおいしさを味わってもらえると幸いです。

 今後とも『ファミチキ』をよろしくお願いいたします」

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト