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「落合信彦の息子という記述を消し続ける時代があった」落合陽一氏が明かした、父について語り始めた理由“人の真価は亡くなった時に分かる”【インタビュー】

父・落合信彦氏の葬儀で喪主を務めた落合陽一氏

父・落合信彦氏の葬儀で喪主を務めた落合陽一氏

「ノビー・ザ・グレート」──喪主として挨拶に臨んだ息子は、そんな言葉で偉大な父を見送った。

 2月1日に84歳でこの世を去った、国際ジャーナリストで作家の落合信彦氏。2月4~5日、親族と近しい関係者が参列するなか、納棺式・葬儀が東京都内の教会で執り行われた。その納棺式終了後、息子の落合陽一氏(38)がインタビューに応じ、父からの薫陶と親子の関係について語ってくれた。【前後編の前編】

 祭壇には、生前、信彦氏が好きだった赤いバラをはじめとする花々が飾られ、神のもとに召される信彦氏を囲んでいた。納棺式では、讃美歌を斉唱し牧師が祈りを捧げ、故人を棺に納めたのちに、参列者が棺に花を手向けていく。陽一氏は、どんな思いで棺に眠る父を見ていたのか。

「そうですね……祖父と祖母の葬儀の時は『亡くなってるな』って感じだったんですが、やはり父ぐらいの距離感だと『亡くなってる』というより『寝てる』という感じが一番近いんだなというのが、一人の人間としての実感でした」(陽一氏、以下同)

 信彦氏が亡くなってから3日間。静かに父と向き合う時間を過ごした陽一氏は、SNSにいくつかの追悼文を投稿していた。アメリカ留学時代に友人たちから“ノビー”のニックネームで呼ばれた父との思い出をつづった文章の中にも、喪主挨拶で触れた「ノビー・ザ・グレート」という言葉があった。

──振り返ってどんな仕事がグレートでしたか。

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