ライフ

実家のこたつ入るとマザコンになる夫 「魚の身ほぐして!」

 年末年始に実家に帰る人は多いはず。久しぶりの実家にリラックスする人も緊張する人もいろいろだけど、親の顔を見て子供に戻っちゃうなんていうパターンも。新潟県在住の主婦Nさん(43)の夫(42)は、実家のこたつに入ると豹変してしまうタイプだという。みっともないくらいバカダンナの姿にNさんも、呆れるばかり!

 * * *
 普段は頼りになるダンナなのに実家のこたつにはいったとたん、人が変わる。姑を「ママ」って呼んだら最後、あっという間に子供にかえるのよね。その子供っぷりといったらうちの子の教育上、いかがなものか…ってレベル。

 恥ずかしげもなく「ママ」を連発して「オレのちゃんちゃんこ、ない?」だのとコキ使い、食卓に魚が並べば「ママ、身ーして」(身をほぐしての意)と焼き魚のお皿を姑の前に。「もう、しょうがないねぇ」って、姑は姑で満面の笑みを嫁の私に見せつけてくれちゃって。

 結婚したばかりのころは、何だこりゃ!って衝撃を受けたけど、最近は、まぁ、一種の親孝行と割り切って見て見ぬふりすることにしたんだけどさ。

 でも2010年の末はダンナ、軽くK点越えしてくれたわ。いつもより1日早く帰省して掃除の手伝いをし始めたダンナ。張り切って物置を片づけてたら「おおい、いいもの見つけたぞ」と手に凧を持って出てきたの。

「そういえば、凧揚げ上手だったのよね」姑のひと言でエンジン全開。「よおし、久しぶりにやるか」

 子供のころは空き地の多い場所だったらしいけど、いまやすっかり住宅街。そこで、いい年したオヤジがいきなり凧揚げ始めちゃって。案の定、あっという間に電線に引っかかって電力会社に通報するハメに。さすがにシュンとしていたけど、みっともないったら、ありゃしないわよ。

 なのに姑に「高くあがってたよ」となぐさめられたら、「そっ、そっかぁ」て、顔をほころばせる始末よ。はぁ~もうイヤ!

※女性セブン2012年1月5・12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン