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2010年度だけで1386企業11万人が残業代をとりっぱぐれている

毎月受け取っている給与明細には、「税の仕組み」に関するヒントがたくさん詰まっていると、ファイナンシャル・プランナーの山中伸枝氏は言う。給与明細の読み方を山中氏が解説する。

* * *
会社によって違いますが、一般的に給与明細は出勤・欠勤・残業時間などを記した「勤怠」と、それに基づく「支給額」、そして「控除」の3つに大きく分かれています。

税金に直接関係ありませんが、「支給額」の欄で注意したいのは、時間外手当(残業手当)の部分です。

「給与明細が間違っている」と思ったことはないのではないでしょうか。残業や休日出勤には、決められた「割増賃金」を払わなければいけないのですが、厚生労働省の発表によれば、1企業あたり100万円以上、割増賃金が支払われていなかったケースが2010年度で1386企業もありました。人数にして、実に11万人以上です。一度は、「正しい額」をもらっているか、きちんと計算してみてください。

※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より

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