ライフ

寝不足だと体重減らないのでダイエットには良質な睡眠がカギ

「実は厳しいトレーニングはしていません。太らないメカニズムを知って生活するだけで、体は自然とやせていくんです」と語るのは、2012ミス・ユニバース・ジャパンを指導するアスレチック・トレーナーの金塚陽一さん。ひたすらゆるくて楽チンな方法でみるみる変われるという金塚陽一式ダイエットから睡眠に関するメソッドを紹介しよう。

金塚さんはダイエットするときには「寝不足では体重は減らない」と話す。実は自律神経は体重の増減を左右する、しかも睡眠時に。

「副交感神経がきちんと働いていると、睡眠中、昼間使った内臓や筋肉の修復をするために、膨大なエネルギーを消費します。健康な人なら、寝起きに600g~1kg体重が減っているのは通常の範囲。寝るとやせるのはこれが理由。もし寝ても体重が減らないという人は、エネルギーを過剰に摂りすぎているか、自律神経のバランスが崩れているのかも」(金塚さん)

体重は、夜寝る直前と、朝起きた瞬間に量るのが鉄則。良質な眠りを導く、夜風呂も忘れずに実践しよう。

さらに金塚氏によれば、眠りについて注意するべき点がいくつかある。

疲れているのに短時間しか眠れないのは、副交感神経がきちんと働いていないことが原因。老人が早起きなのは、寝てエネルギーを消費する機能が低下しているからだ。

また、睡眠中、汗をかいて体は乾く。ドロドロ血のリスクを軽減するためにも、眠る前に水分補給しておこう。枕元にペットボトルの水を用意しておくのも安心。

あと、腸内環境を整えることで知られる、ヨーグルトの乳酸菌。内臓の動きが活発になる睡眠の前に飲んでおくとさらに効果的。翌朝にはすっきり快調だ。

最後に金塚氏が、睡眠に関してNG行動を次のようにあげてくれた。

・寝る直前に食事をする
・室内が明るいまま
・テレビや携帯画面を見る

いまから眠りモードというときにご飯を食べたら、また昼間モードに。どうしても空腹ならば水や無糖サイダーで胃腸に負担をかけないものを。明かりは暗く、テレビは見ずに、目は休ませてほしい。

※女性セブン2012年1月5・12日号

関連記事

トピックス

維新はどう対応するのか(左から藤田文武・日本維新の会共同代表、吉村洋文・大阪府知事/時事通信フォト)
《政治責任の行方は》維新の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 遠藤事務所は「適正に対応している」とするも維新は「自発的でないなら問題と言える」の見解
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《自維連立のキーマンに重大疑惑》維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 元秘書の証言「振り込まれた給料の中から寄付する形だった」「いま考えるとどこかおかしい」
週刊ポスト
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
《高市首相の”台湾有事発言”で続く緊張》中国なしでも日本はやっていける? 元家電メーカー技術者「中国製なしなんて無理」「そもそも日本人が日本製を追いつめた」
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《バリ島でへそ出しトップスで若者と密着》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)が現地警察に拘束されていた【海外メディアが一斉に報じる】
NEWSポストセブン
大谷が語った「遠征に行きたくない」の真意とは
《真美子さんとのリラックス空間》大谷翔平が「遠征に行きたくない」と語る“自宅の心地よさ”…外食はほとんどせず、自宅で節目に味わっていた「和の味覚」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
NEWSポストセブン