「なんか素敵だよね~」とYOU(47)がいえば、飯島直子(43)は「素敵ですよね~」とオウム返し。小泉今日子(46)は、「ほんと、面白いし優しいし、紳士で」と絶賛の言葉が止まらない。
1月22日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、この3人のガールズトークで名前があがったのが中井貴一(50)だった。
小泉は現在、ドラマ『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)で、17年ぶりに中井とダブル主演しているが、「若いころは、ちょっと不良っぽい人とかをカッコイイ!と思ってたけど…」と、いまは中井に夢中であることを告白した。
この3人だけではない。中井を知る女優たちはみんな彼の虜になっている。例えば、2003年の映画『壬生義士伝』で中井と共演した夏川結衣(43)はこんなふうに彼のことを語っている。清潔感と透明感があり、でもすごく力強く、一緒にお芝居をすると安心感がある。表現や表情がとても豊かで、それが全部ハートから出てくると――
ドラマ『風のガーデン』(フジテレビ系)で共演した黒木メイサ(23)は、ドラマの中だけでなく、プライベートでも中井を実の父のように慕っているという。
女優だけではない。NHK大河ドラマ『平清盛』に出演依頼がきた松山ケンイチ(26)は、誰よりも先に中井に相談するほど、彼を尊敬している。
そして中井はその大河で、松ケン演じる平清盛の父、平忠盛を好演中。現場は日本を代表する俳優が揃い、独特の緊張感が漂うが、カメラが回っていないところでも中井は、ドラマの役どころさながらの“ゴッドファーザー”的な立ち回りをしているという。
「今回のキャスティングで目玉といわれている松田聖子さんですが、やはり“永遠のアイドル”ですから他の出演者とはオーラが違うんです。正直やりづらいと思いますよ。そんなとき、中井さんが不意にオヤジギャグや自虐ネタをいったりしてみんなを笑わせてくれるから、ぎくしゃく感もどこかにいってしまう。空気を上手に読んでくれるんです」(芸能関係者)
※女性セブン2012年2月23日号