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野田聖子議員長男の肺炎 今後菌あった場合の懸念を医師指摘

 体外受精14回、流産1回という苦難を乗り越えて、昨年1月6日、長男・真輝くんを出産した野田聖子議員(51才)。だが、真輝くんは生まれる前から大病を患っていたため、生まれた直後にヘルニアの大手術を行ったが、一時、呼吸停止状態に陥り、生死の間をさまよう事態にまで陥った。

 しかし、野田氏の献身的な看病の成果か、次第に容体は安定していき、昨年12月6日には一般病棟に移ることができた。

 そんな野田氏と真輝くんだが、いま新たな“試練”を迎えている。

 ここ1か月の間に2回も肺炎にかかっているというのだ。乳幼児にとって、肺炎は呼吸困難や高熱、脱水症状などを引き起こすとても重い病気で、油断できない事態になることもあるという。現在、症状はよくなっているというが、不安要素もある。野田氏は3月7日のブログにこう綴っている。

<心配ごとが発生。肺炎のもとになっていた菌は、前回の肺炎のときのものと同じ。つまり、心臓のバイパス部分(人工血管)のところに生息しているかもしれないとのこと。近々、CTにて検査をすることになりそう…>

 もしバイパス部分に菌が見つかったら、どうなるのだろうか。

 せんぽ東京高輪病院の辻祐一郎小児科部長はこう説明する。

「抗菌薬、いわゆる抗生物質を投与することになるでしょう。心臓のバイパスのある子供では感染性心内膜炎に進展し、耐性菌などで、もし治療が、上手くいかなかった場合は、命にかかわる可能性もあります」

※女性セブン2012年3月29日・4月5日号

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