ライフ

松田聖子の再々婚話で妻や恋人の本音見抜く方法を作家が伝授

 松田聖子が12年ぶり3回目の結婚をした。一時代を画したアイドルだけに、オフィスでも家庭でも会話のネタにはうってつけ。しかも、そこから女性の「ホンネ」とのぞけるかも。大人力コラムニスト・石原壮一郎氏が「松田聖子の再々婚の話題を同世代として堪能せよ」という。

 * * *
 いきなりのことで驚きましたが、歌手の松田聖子(50)が6月13日に、「同世代」の大学准教授の男性と結婚したことを発表しました。入籍もその日に行なったとか。神田正輝、6歳年下の歯科医に続いて、12年ぶり3回目の結婚です。この記事がアップされる頃には相手のお名前なども突き止められて、テレビやネットでご尊顔を拝めるでしょうか。

 中年男性にとっては、若いころの憧れのアイドルであり、その後も人生の荒波をともに歩んできた“聖子ちゃん”が、新たな幸せをつかんでくれたのは喜ばしい限り。「同世代」として、いろんな角度から話題にして、大いに堪能したり活用したりさせてもらいましょう。おめでたいことですから、少しぐらい暴走してもきっと大丈夫です。

 オヤジチームで飲んでいるときは、まずは軽いジャブで「前回は会った瞬間にビビビッと来たらしいけど、今度はジュンと来たのかな。准教授だけに」……そんな下ネタから入ってみるのも一興。「同世代」の女性が混じっていても、このぐらいなら(たぶん)問題ありません。どんな反応をするかで、下ネタに対する寛容さを測ることもできます。

 彼女と「同世代」の女性やもう少し若いアラフォー女性のあいだでも、50歳で3度目の結婚をどう受け止めるかはさまざま。その年代の独身女性に「すごいよね、松田聖子」と話を振ってみて、あっけらかんと「さすがねえー。勇気づけられるわ」といった賞賛のコメントを返してくるタイプは、それほど結婚にこだわっているわけではありません。ノンキな構えで「松田聖子が奥さんって、どんな気持ちだろうね」「どうせなら、あと2、3回は結婚してほしいね」など、無責任な噂話に花を咲かせましょう。

 いっぽう「ひとりで3回もされると困るのよね」とか「やっぱり芸能人は特別よ」といった皮肉まじりのコメントが返ってきたら、たとえ冗談っぽい口調だったとしても、結婚というものにかなりのこだわり持っている可能性が大。それ以上結婚の話題を引っ張らないほうが安全だし、仮に相手が愛人や恋人だった場合は、自分の覚悟に応じて今後の付き合い方を考えたほうがいいでしょう。

 妻に対しても「すごいよね、松田聖子」と話を振ることで、いろんな本音をのぞけそうです。「あたしも、いろんな人と結婚したほうが楽しかったかな」といった軽口を叩いているようなら、とくに心配はないでしょう。「どうせ今度も長続きしないわよ」と冷たく言い放つ場合は、あなたとの結婚生活に諦めや幻滅を抱いているかも。「50歳で新しい人と恋愛するなんてさすがね。私には無理」と感心している妻は、不倫願望を持っているか、すでに恋愛に精を出していてそれをカモフラージュしようとしているかどちらかです。

 ……ま、いずれも何の根拠もありませんが、よかったらお試しください。少なくとも、周囲の女性や妻をより深く理解しようとするきっかけにはなります。

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト