国内

脱原発は「5年で電力使用量50%減」の目標必要と大前研一氏

「2030年には原発比率を0%にすべき」――政府が8月末までに策定する革新的エネルギー・環境戦略に向けて開催された国民への意見聴取会。参加者の7割が「0%案」を支持したという。それは可能な目標なのか、条件は何か。原発と原子力政策に精通する大前氏が詳説する。  

 * * *
 原発依存度を0%にしたいなら、日本の選択肢は1つしかない。電気使用量を少なくすることだ。といっても、経済活動を妨げるだけの単なる節電ではなく、一気に「5年以内に電力使用量を50%削減する」という目標を打ち上げるのだ。

 十分可能な話である。

 具体策としては、白熱電球のLED電球への交換を義務付ける、エアコン・洗濯機・冷蔵庫など家電製品の消費電力を半分にすることをメーカーに命じる、スマートグリッド(次世代送電網)を建設する、建物を窓、屋根、床などからエネルギーが漏れない断熱構造に改善するなどが挙げられる。この50%削減を「国策」として推進すれば、5年以内に少なくとも30%の削減は達成でき、産業構造改革の起爆剤にもなるだろう。

 電力使用量が半分になれば、日本は原発がなくてもやっていける。ただし、この目標を達成するまでは、安全に動かせる原発は動かし、CO2を排出する化石燃料の火力発電所を減らしていく。不安定な風と太陽への依存は、今の5倍の10%程度に抑える。それこそが「賢者のエネルギー政策」だと思う。

※SAPIO2012年9月19日号

トピックス

食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《“七三分け”白髪の石橋貴明が動き始めた》鈴木保奈美「私がお仕事をしてこられたのは…」“再ブレイクと闘病中”元夫婦の距離感
NEWSポストセブン
波瑠と高杉真宙の仲睦まじいツーショット
《波瑠がメガネと白セーター姿で高杉真宙にピッタリ寄り添い…》「思い出深い1年でした」新婚ホヤホヤの2人は“お揃いのデニムパンツ”で笑顔の神対応
NEWSポストセブン
『激走戦隊カーレンジャー』でピンクレーサー・八神洋子役を演じ、高い人気を得た来栖あつこさん
《スーパー戦隊50年の歴史に幕》「時代に合ったヒーローがいればいい」来栖あつこが明かすイエローとの永遠の別れ、『激走戦隊カーレンジャー』ピンクレーサー役を熱演
NEWSポストセブン
12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
《識者が“皇族の喫煙事情”に言及》「普段の生活でタバコを吸われる場合は…」秋篠宮さまの“車内モクモク”動画に飛び交う疑問
NEWSポストセブン
小室さん眞子さんのNY生活を支える人物が外務大臣表彰
《小室眞子さん“美術の仕事”の夢が再燃》元プリンセスの立場を生かせる部署も…“超ホワイト”なメトロポリタン美術館就職への道
NEWSポストセブン
今年成年式を終えられた悠仁さま(2025年9月、東京・港区。撮影/JMPA) 
《自らモップがけも…》悠仁さまが筑波大バドミントンサークルで「特別扱いされない」実情 「ひっさー」と呼ばれる“フラットな関係”
週刊ポスト
結婚を発表した長澤まさみ(時事通信フォト)
《トップ女優・長澤まさみの結婚相手は斎藤工と旧知の仲で…》インスタ全削除の“意味深タイミング”
NEWSポストセブン
長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「クマが人里に降りてくるのは必然」「農業は野生動物に対する壮大な餌付け」 知床・ロシアでヒグマを撮った動物写真家が語る “現代の人間に欠けている自然観”
NEWSポストセブン
11人家族の宮前家
《子ども9人“大家族のパン屋さん”》「店員さんが注文を覚えきれなくて(笑)」11人家族のインフレ“金銭事情”と、大人数子育てで培ったこと「マニュアル本は役に立たない」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン