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アプリソムリエ・石井寛子 FX自動発注機能『トラリピ』体験

 忙しいビジネスマンに大人気を呼んでいる、マネースクウェア・ジャパンの『トラリピ』。一度注文を設定すれば、後は自動的に取引が繰り返され、しっかりと結果を残してくれる。FX のヘビートレーダーだけでなく、ビギナーでもカンタンにできるという噂だが、果たして本当なのか? FX の経験もあり、アプリのエキスパートとして活躍中の石井寛子さんが『トラリピ』に挑戦!

 トラリピは「トラップリピートイフダン」のこと。「イフダン注文」とは、一度に2つの注文を出して、最初の注文が約定したら2つめの注文が自動的に発注される注文方法だ。 具体的には、「1ドル=80円でドルが買えたら、81円でドルを売る」といった取引である。

 トラリピはイフダン注文がリピートされるところに特徴があり、例えば、ドル/円の取引で、「買った値段から25銭高くなったらドルを売る」という注文が自動的に繰り返される。追加注文や、その反対売買の注文を出す必要がない。しかも、一定のレンジ内に複数の注文を一括設定することも可能で、それが「トラップ」(=ワナ)として機能する。

 したがって、「トラリピは、日々の価格の動きを利用して、細かく利益を狙うわけですか。これはレンジ相場になっているときには有効ですね」と石井さん。早くもトラリピの仕組みを理解したようだ。

 仕組みはある程度理解できたが、注文を設定するのは難しいのではないか――そう思う人も多いだろう。しかし、トラリピの注文設定は実にカンタン。初めての人でも戸惑うことなく、注文画面は「チュートリアル方式」で作られている。画面の指示に従っていけば、いつのまにか入力が出来上がるようになっているのだ。

 まず、通貨ペアや、相場の動きに合わせて「売り」か「買い」を選択。そして、売買を始める価格と、1注文当たりの金額を決める。そして、トラリピらしい、注文を何本出すか、何円おきに出すか、といったことを設定していく。そうすると、必要な証拠金が自動的に計算されるようになっている。

 また、「らくらくトラリピ」を使うと、相場のレンジ幅を設定して、そのレンジ内に何本の注文を出すのか、という設定だけをすれば、すぐにトラリピがスタートできる。あとは、利益が確定した際に届く「トラリピ成立メール」を待つだけ。

 最後に石井さんに実際に使ってみた感想を聞いた。

「自動発注機能って聞いたとき、細かい設定とかが色々難しいのかな?と思ったのですが、マネースクウェア・ジャパンさんでFXをしている人の約90%がトラリピを使っているそうです。多くの人に支持されている機能ですから、その簡単さ・便利さがわかりますよね」

※マネーポスト2012年秋号

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