芸能

世界デビューの鉄拳 ネタの依頼はなく月4000枚パラパラ漫画描く

新刊『振り子』を上梓した鉄拳

 スケッチブックに描いた絵をめくって「こんな○○はいやだ」のネタで人気を博したお笑い芸人の鉄拳(40)。その後は、一発屋グループの中にどっぷりとはまっていた彼だが、いま世界で大ブレイクしていることをご存じか。

 テレビ番組の企画で描いたパラパラ漫画『振り子』を動画投稿サイトにアップしたところ、全世界で300万回以上再生される人気ぶりだという。 

 しかもBGMに使われた英国の有名ロックバンド・MUSEのメンバーが、噂を聞きつけ実際に動画を見て感激し、パラパラ漫画がプロモーションビデオに採用されたという。トントン拍子で「世界デビュー」を果たしたのだった。

 日本でも、動画では確認しきれない絵のタッチ、風合いを再現した『振り子』(小学館刊)を発売、動画を収録したDVD『パラパラ漫画作品集 第一集』(よしもとアール・アンド・シー、12月19日発売)と、活躍の幅を広げている。

「僕は『積木くずし』や商店街など、昭和時代が大好きなんです。それのイメージで描いていたら、勝手に“昭和”が世界にウケちゃいました(笑い)」

 1秒間で6枚を動かし、4分間で1500枚からなる作品は、人生の悲哀と大切な人への想いを描き、いっさいお笑いなし。製作には、アシスタントも使わず、下書きもせずに全部1人で、自宅のこたつの上で描いたという。

「最近はネタの依頼はなく、パラパラばかり! 1か月で4000枚描きました」

 と苦笑するが、物語に触れると誰もが目を見開き、共感し、最後は涙してしまうのが、鉄拳の作風なのだ。

撮影■渡辺利博

※週刊ポスト2012年12月21・28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
【追悼】久米宏さん 本誌だけに綴っていた「完全禁煙」と「筑紫哲也さんとの“再会”」
NEWSポストセブン
売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕された池袋のガールズバーに勤める田野和彩容疑者(21)(左・SNSより、右・飲食店サイトより、現在は削除済み)
《不同意性交で再逮捕》「被害者の子が眼帯をつけていたことも」「シラフで常連にブチギレ」鈴木麻央耶容疑者がガルバ店員を洗脳し“立ちんぼ”強要…店舗関係者が明かした“悪評”
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《“日本中を騒がせた”ラブホ問題から復活》小川晶前橋市長、説明に「納得してない」人が52%だったにもかかわらず再選できたのはなぜか?臨床心理士「美化され…」
NEWSポストセブン
モデルやレースクイーンとして活動する瀬名ひなのさん(Xより)
《下半身をズームで“どアップ”》「バレないように隣のブースから…」レースクイーン・瀬名ひなのが明かした卑劣な”マナー違反撮影“、SNSの誹謗中傷に「『コンパニオンいらない』は暴論」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《鎖骨をあらわに予告》金髪美女インフルエンサーが“12時間で1000人以上と関係”の自己ベスト更新に挑戦か、「私が控えめにするべき時ではありません」と“お騒がせ活動”に意欲
NEWSポストセブン
美貌と強硬姿勢で知られるノーム氏は、トランプ大統領に登用された「MAGAビューティ」の一人として知られる(写真/Getty Images)
〈タイトスーツに身を包む美貌の長官〉米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 責任者のクリスティ・ノーム国土安全保障長官をめぐる“評価”「美しさと支配の象徴」
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《ラブホ通い詰め問題》「1日100人に謝罪&挨拶」「ポエティックなインスタ投稿」で小川晶氏が前橋市長に返り咲き、支援者は「皮肉だけど、山本一太さんに感謝状を渡したい(笑)」
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
《クスリ漬けか…との声も》ギャル系美女が映っていた“異様な監視カメラ映像”とは》「薬物を過剰摂取し、足も不自由で、死んでしまう…」中国インフルエンサー(20)の住居の管理人が証言
NEWSポストセブン
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
「クスリを支配の道具に」「行為中に使う客層も…」変わり果てた中国人美女インフルエンサーが保護されたシアヌークビル、専門家が語る現地アングラ界隈のリアル
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈自慢のロングヘアがボサボサに…〉中国美女インフルエンサー(20)、精神に異常をきたして路上生活…母親が電話で抱いた疑念「話し方を指示されているのでは」【高給求めてカンボジアに渡航も】
NEWSポストセブン
秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン