ライフ

会社にあるヘンな習慣「お疲れ様」ではなく「お元気さま」など

 どんな会社にも1つや2つは変な習慣があるもの。入社したばかりの時は不思議に思っていても、働いていくうちに社風に慣れてしまい、ちっとも疑問を感じなくなってしまうことも。でも、その独特なルールにも、実は深いワケが隠されていると、その例をOLの皆さんに紹介してもらいました。

りな(IT・28歳):今日も、みんな、お疲れさ~ん。

まゆ(広告・25歳):お疲れ~。

はる(メーカー・26歳):……。ウチの会社、「お疲れさま」っていっちゃいけないのよ。

もえ(不動産・24歳):はぁ? じゃあ、なんていうの?

はる:「お元気さま」だよ。別の大企業が元祖なんだけど、ウチの社長がその社長に憧れちゃってさ。

ちか(サービス・31歳):キモ~イ。会社で元気なわけねーよ。

りな:でも、どの会社も気持ち悪い習慣だの規則だのってない? ウチは、「HAPPY&THANKS」って呼ばれてる儀式があってさ。全員が朝礼で、前日にあったよかったこと、感謝したいことを発表しなきゃいけないの(泣)

まゆ:あるよね~。その手の「感謝が命」の会社。ウチのクライアントがソレで、壁中に「サンクスカード」というのが貼ってあんの。で、「○○さん、書類書き手伝ってくれてありがとう」とか「風邪のとき、『お大事に』といってくれてありがとう」とか書いてあんのよ。そんなの、どーでもいいよ!

もえ:みんな甘いよ。ウチの会社なんて、毎朝7時半出社で就業前、会社の周りの掃除をするのが規則なんだからさ。

まゆ:ヤだ~。なんで?

もえ:「地域のお客様への感謝の心を忘れないため」だよ。

りな:ウチの朝も軍隊みたいなもんだよ。本社と全国30か所の営業所をテレビ会議でいで朝礼するんだけど、点呼からスタートすんのw で、最後は一斉に社歌合唱。

ちか:ウチだって朝は寒さでぶるぶる震えながら、商売繁盛のお稲荷さんに頭下げた後、ラジオ体操でシメだかんね。

まゆ:ウチの取引先じゃ、毎朝、お経唱えてるよ。そういうウチも、おちおち休んでられないようなキョーレツな会社だけどね。

はる:なんで? 忙しいの?

まゆ:一言でいうと体育会系なの。有給なんか取ったら、「お休みをいただき、ありがとうございます」っていわなきゃいけない。

ちか:恩着せがましい。

まゆ:でしょ? だから、誰も有給なんて取らないもん。

はる:ウチもうっかり休もうものなら部長が家に電話してきちゃう。「大丈夫か?」とか聞いてくるんだけど、実は家にいるか確認してるだけなんだよね。陰険。

※週刊ポスト2013年2月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン