国内

ホリエモン 朝日新聞のリクルート創業者追悼記事を批判

 ネットユーザーの専売特許といえば「マスコミ批判」であるが、これは彼らでなくても「趣味が悪い」と思ってしまう話だろう。批判の的は朝日新聞の天声人語だ。ホリエモンこと堀江貴文氏も「最悪だ!」と塀の中から吠えている。メルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.9』より、彼の言葉を一部抜粋した。

 * * *
 こんにちわ! 『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。2月23日に発売された『刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻』もおかげさまで売れ行き好調のようです。書店で見つけたらお手にとっていただければ幸いです。

 2月9日、リクルート創業者の江副浩正氏が死去されました。江副氏といえば日本の新しい情報ビジネスを立ち上げたかっての時代の寵児。未公開株をめぐり『リクルート事件』の主役となり逮捕、有罪判決を受けてしまいます。この流れって、どことなく御大と似ているような……その御大、江副氏を「私が評価できる数少ない優れた経営者」と語っております。

「実は共通の知人を通して面会がセッティングされそうになったこともあったが、江副氏が執行猶予中にニッポン放送株争奪戦が起きたり、逆にその後私が逮捕されたりで、結局会う機会は訪れなかった。なんとも残念だ」

 やはりシンパシーを感じていたのでしょうか。二人の天才が並び立てなかったのは非常に残念。さて、その江副氏の死をめぐって、話は思わぬ方向に飛び火します。朝日新聞の記事に御大が怒り心頭なのです。

「江副氏は突出して成功したが故に、朝日新聞の様な左翼色の強いメディアに狙われ、マスコミ(テレビ局)に足元をすくわれ、検察の標的となり、自ら創業した会社を追われた。朝日新聞はその死にあたり『天声人語』で手前味噌と言いつつ、リクルート事件の入り口となった調査報道を自画自賛していた。本当に趣味が悪いな。偉大な経営者の死にあたり、この扱い。最悪としか言いようがない」

関連キーワード

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン