東日本大震災から2年が経つが、復興が進まない被災地では「無機質な故郷」の風景が作り出されている。その一例が、福島県楢葉町にあった。
ここは、福島第二原発から近く、居住者に限り昼間のみ立ち入りが許されている地域。宿泊はできず、一帯の住民は日が暮れる前に家を出る。
放置された水田に咲き乱れる黄色い雑草は「セイタカアワダチソウ」。高さ2mにまで成長し、そこがかつて水田だったことを覆い隠しているかのようだ。2012年10月に撮影。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2013年3月15日号
東日本大震災から2年が経つが、復興が進まない被災地では「無機質な故郷」の風景が作り出されている。その一例が、福島県楢葉町にあった。
ここは、福島第二原発から近く、居住者に限り昼間のみ立ち入りが許されている地域。宿泊はできず、一帯の住民は日が暮れる前に家を出る。
放置された水田に咲き乱れる黄色い雑草は「セイタカアワダチソウ」。高さ2mにまで成長し、そこがかつて水田だったことを覆い隠しているかのようだ。2012年10月に撮影。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2013年3月15日号