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万能ねぎ節約術 根っこ3cmを植えれば何度でも生えてくる

 家庭から出る可燃ゴミの約4割が残飯や野菜の切れ端などの生ゴミ。しかし、食材を使い切る習慣があれば、これを半分以上減らすことができる。

 節約アドバイザーの丸山晴美さんは、にんじんやじゃがいもなどの野菜はよく洗って皮ごと調理。食べられる部分はすべて使い切ることを心がけ、冷蔵庫の中にペットボトルを半分に切った入れ物を置き、その中に野菜の切れ端をまとめてストックしているという。

「保存しているのは、にんじんの頭に近い部分やブロッコリーの芯など。細かく刻み、スープやチャーハンなどに少量の野菜を入れたいときの具として活用しています。わが家では、生ゴミはほとんど出ませんよ」(丸山さん)

 家族3人の1か月の食費が2万円未満という三重県在住の節約主婦A子さん(38才)も、やはり「生ゴミはほとんど出ない」タイプ。食材を使い切るだけでなく、こんな再利用も。

「万能ねぎは根っこつきで売られていますよね。この根っこを3cmほど残して切り、植木鉢に植えて水をやって育てています。すると、すくすく伸びてくるんですよ。食べたい分だけ切り取って根を残すと、何度でも生えてきます。半年前に植えたんですけど、もう3~4回ほど“収穫”できました」(A子さん)

 豆苗や根みつばも、この方法で収穫が可能だという。同じように、丸山さんはパイナップルの頭の部分をカットして、現在植木鉢で栽培している。

「上手に育てれば、そのうち花が咲き、実がなるというので楽しみ」(丸山さん)

 ゴミになるはずだった部分から、万能ねぎ1束250円、パイナップル1個約400円分が収穫できるという。

※女性セブン2013年5月2日号

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