「焼酎ハイボールは、プリン体ゼロ。甘味もゼロで気持ちのいい辛口」(常連)
「角打ち劇場ののど元に、先代の飲み友達だった人とか超常連さんが飲むデコラのカウンターがあるんです。まるで関所の番人がいるみたいで、新参者は通り抜けるのに緊張するところなんですが、幸運にもここで飲ませてもらう機会があってね。そのときに教わったのが、焼酎ハイボール。これって、プリン体ゼロですよ。甘味もゼロで気持ちのいい辛口ですよ。新しい喜びを手に入れました。酒飲みの気持ちがわかっている店ってここのこと。店も酒も人も気に入ってます」(50代製造業)
午後9時を過ぎた頃、高野さんに笑顔の時間が多くなった。
「毎日、心ある常連さんに囲まれて、楽しく仕事させてもらっています。母も手伝ってくれるんで、少し飲ませてもらおうかな」
木場にあるサラリーマン天国・角打ち劇場。まだまだ客足は衰えないだろう。