スポーツ

噂の安藤美姫CMがついにお目見え 契約までを高須院長語る

安藤美姫選手が出演する高須クリニックのCMのシーン

 ソチ五輪出場を目指すフィギュアスケート・安藤美姫選手(25才)が、美容整形・美容外科の「高須クリニック」のCMキャラクターに決定。9月7日からオンエアされるCM内容が明らかになった。

 以前、NEWSポストセブンの取材に対し、安藤美姫選手に対して「全面的に支援したい」と熱望していた同クリニックの高須克弥院長。今回のCMイメージキャラクター起用で、その思いが届いたことになる。

 いずれは撮りおろしのCMも考えているとのことだが、第1弾となる今回は安藤選手が氷上を華麗に舞う過去の名演技の映像を使用。その理由について、高須院長はこうコメントした。

「今はとても大事な時期だから、CMの撮影で安藤選手の時間を奪いたくなかった。それよりも何よりも、次の大会に向けて練習をしてほしい。CM撮影が安藤選手の負担になってしまうのは不本意ですから。そして、CMを見た人たちに、“安藤選手を応援したい”って思ってもらえたらうれしいです。安藤選手のファンを増やしたいですね」

 CMキャラクター契約はあくまでも第一歩であり、今後はもっとさまざまな形でサポートをしていくつもりだという。

 高須院長が支援に名乗りを上げてから約1か月での電撃契約の発表。実現した背景には、安藤選手を応援するファンクラブの存在が大きかった。

「こちらとしては安藤選手サイドに直接お話をしたいとさまざまなルートを探しました。そんなとき、安藤選手のファンクラブの関係者から“ぜひ美姫ちゃんをサポートしてあげてほしい”という内容のお手紙をいただいたんですよ。その関係者を通じて、安藤選手に近い方と直接お話をすることができたんです。安藤選手の活躍を願うファンの力が後押ししてくれました」(高須クリニック関係者)
 
 8月初旬には、高須院長はアメリカから帰国した直後の安藤選手と都内のホテルで面会。すぐにCM契約を結ぶことが決まった。
 
 高須院長は、8月25日には横浜で開催されたアイスショー「フレンズオンアイス2013」へと安藤選手の応援に駆けつけたが、こんなジレンマを感じているとのこと。

「あんまり派手に応援しちゃうと、プレッシャーになっちゃうんじゃないかと思って心配しているんですよ。女子アイスホッケーなら、大声で声援を送ってもいいけど、フィギュアだとそうはいかないから。これが演技スポーツの難しいところですね。でも、主役は応援する側の僕ではなく、あくまでも安藤選手なんだから、彼女がいちばん演技しやすい形でサポートしていきます」

 とにかく、高須院長という強力なサポーターを味方につけた安藤選手。これで、ソチ五輪出場もグンと近づきそうだ。

<プロフィール>
 高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン