芸能

道端アンジェリカ 胸、尻、歯…コンプレックス脱出法語る

コンプレックスをテーマに語り合う龍院長とアンジェリカ

 姉の道端カレン(34才)、道端ジェシカ(28才)と同じく、モデルとして活躍中の道端アンジェリカ(27才)。抜群のスタイルを持つクールビューティーな彼女だが、9月4日に刊行した『道端アンジェリカREAL』(主婦の友社)では、ファッションやメイク、ボディーメンテナンスのほか、コンプレックスまで本音を綴っている。そんな彼女が、本の中でもかかりつけの歯科医として紹介する、“Dr.ドラゴン”ことトルナーレデンタルクリニックの龍信之助院長と、コンプレックスをテーマに語り合った。

龍:アンジェには全然コンプレックスがなさそうに見えたから、今回の本を読んで意外でした。

アンジェ:全然! 私はコンプレックスのかたまりなの。人の目もすごく気にするし…。だけど考え方を変えたの。前はそんな自分が嫌だったけれど、逆に人の目を気にするってことが美につながるじゃん!っていうように。昔は、お姉ちゃんと比べる自分も嫌いだったけど、今は、比べることで刺激を受けてるって思えるポジティブさが身についたかな。

龍:治療に来る患者さんにも、歯並びにコンプレックスを持っている女の子は多いんだけど、歯並びを整えるとか白くするとか、肌の悩みなら美肌にするとか、コンプレックスを解消するための美容って、アリだと思うんだよね。

アンジェ:ホントにそう思う。しかも美容って、やった分だけ結果として表れるからね。実は昔、前歯がすきっ歯だったんだけど、中学生の頃に矯正して、その後は龍先生のクリニックで本格的にメンテナンスしてもらって、おかげで笑うことが楽しくなったの。そんなふうに笑顔も変えられるじゃない? だから、女の子には楽しんで美容をやってほしいなってすごく思いますね。もちろん男性にも。

龍:欧米の人たちと違って、日本人は歯並びの悪い口元を気にして笑えなかったり、歯を見せて笑わないことが美徳という風潮もあるけど、三姉妹のみなさんは、大きく笑っていて魅力的ですね。

アンジェ:私は、笑顔の人には笑顔の人が集まるって思っているの。自分の気持ちが暗い時やネガティブ思考の時って、同じように元気がない人が集まってしまうもの。でも、そこで自分が笑っていると自然と周りも笑顔になるし、笑顔の人には絶対にハッピーなことが訪れるって私は信じているから笑顔でいたいよね。

龍:本にも、ホワイトニングをしてから自信がついたと書いてくれていたけど、鮮やかな口紅をつけて、大きく笑ったアップ写真を見て、素晴らしいなと思いました。自信を持ってこの顔をできる人って、なかなかいないから。

アンジェ:白く輝いている歯を持つと自信がつくし、歯を見せたくなって笑うのが楽しくなりますよね。

龍:男の人も笑顔の女の人のほうが魅力的だしね。

アンジェ:女性も同じだよね。暗い顔した男性より、笑顔の男性のほうが一緒にいて楽しい!

龍:そうそう。だからこそ、男性にも歯のことをもっと気にしてほしいとすごく思うんだよね。

アンジェ:確かに女性と違って、男性は歯のことをあまり気にしない方が多いですよね。でも絶対に私は男性もきれいにしたほうがいいと思う。しゃべってて、歯がキラキラしてたらいいよね! お互いにピカーッ!みたいな(笑い)。

龍:笑顔に対して相手がネガティブな印象を受けるなんてことは、ほとんどないからね。アンジェは、ボリューミーな体がコンプレックスだったとも本に書いていたね。

アンジェ:ギャル雑誌の読者モデルをやってた時、みんな背が小さくて華奢な中、自分だけ背が高くて体も大きいし、おっぱいも大きかったから、同じ洋服を着ても、どうしても胸がパツンってなるし、大きな胸もお尻もすごくコンプレックスだったの。だけど、お姉ちゃんが「かわいい」と言い続けてくれて、モデルをやっていた『ピーチ・ジョン』の方にも胸もお尻もすごく褒めてられて、コンプレックスがなくなっちゃった。絶対に自分がなれない方向に、ストレスを溜めながら頑張っていた自分がいて、その時に初めて自分の良さを磨くことで素敵になれるんだって気づいて…。それからどんどん、体との向き合い方も考え方もポジティブに変わったの。

龍:アンジェは、テレビに出ている時も“ザ・モデル”って感じじゃなく身近に感じられるキャラクターだし、自然体でやりたいことをやっていて、ちょっとアウトサイドな部分もあるところがいいよね。

アンジェ:別に狙ってるわけじゃないけれど、三姉妹の中で、それが私の良さなのかなって思うところもあったの。みんなが道端三姉妹に“セレブ”みたいな印象を持ってくれるのも嬉しいけど、三姉妹の中で唯一、私は居酒屋でバイトをしたり、普通の十代の子と同じような過ごし方をしてきたし、そういう経験は絶対に忘れちゃいけない、有名になっても同世代の子と近い存在でいたいというのは、ずっと強く思っていて。普通の子と同じように生活を切り詰めて、バイトをしながらギャルの洋服を自分で買ったり、そういう時代があったおかげで今の私がいると思うの。モデルを辞めていたあの4年間があってすごく良かった。

龍:最後にひとつ聞きたいんだけど、お母さんの影響も受けているんですか? 実はぼく、お母さんとお話をさせていただいたことがあって、すごく素敵なお母さんだなぁって…。

アンジェ:ママは人のことを否定しないの。私がギャルをやってた時もそうだった。ママは三姉妹を全員モデルにさせたがっていたから、私がモデルの仕事を辞めた時、絶対に怒りたかったはずなのに、何も言わず見守ってくれたの。後から「なんで何も言わなかったの?」って聞いたら、「アンジェリカちゃんは絶対にもう一回モデルになるってママは信じてたから」って言ってくれたの。ママはすごいなって。偉大さは今でも感じますね。復帰した時は、お姉ちゃんも喜んでくれたけど、ママがいちばん喜んでくれて。だから今は、テレビに出てる姿もママにいちばん見てほしいって思う。それが親孝行にもなるかなって思ってます。

<プロフィール>
道端アンジェリカ:1985年12月5日生まれ。福井県出身。174cm。人気モデルとして活躍中の「道端三姉妹」の三女。“アンジェ”の愛称で呼ばれ、雑誌『S Cawaii!』のほか、『PEACH JOHN』の広告モデル、ファッションショー、バラエティ番組など各方面で活躍中。

龍信之助:医療法人社団RMDCCトルナーレデンタルクリニック歯科・矯正歯科の理事長・院長。法学士・歯学士。マウスピースによる矯正、インビザラインを中心に、各メディアからの取材履歴多数。歯科技術に定評があり、ミス・ユニバースファイナリストや芸能人、海外のアーティストも多数通う。

撮影■津野貴生

関連記事

トピックス

降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
警視庁がオンラインカジノ店から押収したパソコンなど(時事通信フォト)
《従業員や客ら12人現行犯逮捕》摘発された店舗型オンカジ かつての利用者が語った「店舗型であれば\\\\\\\\\\\\\\\"安心\\\\\\\\\\\\\\\"だと思った」理由とは?
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン