芸能

久々ドラマに出演の田村正和 食欲不振説と具合が悪い説の真相

「セリフが全然聞き取れない!」──。1月18日に放送されたドラマ『三億円事件』(テレビ朝日系)を観て、そう思った人は少なくないのでは。
 
 主演を務めたのは昨年2月以来、約1年ぶりのドラマ出演となった田村正和(70)だ。田村が演じたのは、時効が成立した3億円事件を調査する米国保険会社社員だった。しかし、その田村の演技には冒頭のような感想とともに、「どこか体調が悪いのではないか」と心配する声があがった。
 
「声が出ないことについて、いちばん気にしているのは本人です。撮影中も音声さんに『すまない』と謝っていました。田村さんは声のことを常に不安に思っていて、『今日は声が出るかな』と毎日考え、夢にも見るそうです。ただ、心配なのは声だけで、体調が悪いということはありません」(テレ朝関係者)
 
 しかし、昨年は“死亡説”まで流れるなど、健康状態を不安視する噂が後を絶たない。実は、撮影現場での彼の様子が、そうした噂を呼んでいるという。
 
「食事をとるところを他人に見せない人で、共演者と一緒にお弁当を食べることもほとんどない。それが“食欲不振”という話になった。また、田村さんは収録現場で“正和チェア”と呼ばれる大きなリクライニングチェアを愛用しているのですが、その椅子をスタッフがスタジオに運んでいるのを見た関係者が“田村さんが座ったまま運ばれている、立てないほど具合が悪い”と勘違いしたようなんです。本人はいたって元気で、今回の撮影でもロケの後に飲みに行ったりしていました」(前出・テレ朝関係者)
 
 近年は連続ドラマには出演せず、1年に1度のペースで特番の主役を飾っている。
 
「周囲には引退を勧める声もありますが、本人は『オファーがあれば出たい』と意欲満々です」(田村をよく知る人物)
 
 ドラマの制作会見では自身の声について、「2~3年前から声変わりした」と話した田村。声変わりを生かした名演技で周囲の雑音をかき消してほしい。

※週刊ポスト2014年2月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン