平等に出会いは訪れるわけではない。しかし、あきらめなければ、ほんの小さな心がけで、誰でもお金をかけずに“モテシニア”になることはできる。ロマンスライターのピンク先生は、恋愛対象に入るシニアの条件として、何よりも「清潔感」を挙げる。
「爪の手入れ、ヒゲのケア、口臭予防などは基本中の基本です。ヒゲの場合は生やしていてもいいですが、きれいに整えてください。鼻毛、耳毛が伸びているのは論外ですね。加齢臭も気をつけてほしい。毎日、きちんとお風呂に入り、下着やシャツを着替える。日常的に小ぎれいを心掛ける習慣が、女性の好感度を押しあげてくれます」
最近の若い男性は、レストランで先に奥の席に座ったり、会計はハナから割り勘。したがって、飲食店での振る舞いは、若者との余裕の違いを見せつける大きな武器となる。コラムニストの菊池美佳子氏もこうアドバイスする。
「お店のドアは率先して開け、女の子を先に入れてあげます。いわゆる上席、レストランだと入り口から遠くて壁を背にした席に女性を誘導してあげてください」
食事代の支払いは男の責務と心得るべきだ。
「やっぱり金銭的に余裕のある男性は若い女の子の憧れです。彼女がトイレで席を立ったら、会計を済ませておくのがスマートです」(菊池氏)
※週刊ポスト2014年2月7日号