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2014.03.10 07:00  週刊ポスト

花粉症に画期的新治療法 何度も通院し注射の時代から格段進化

 ついに花粉症が治る時代が来た。花粉症体質を改善させる新しい治療法の登場が目前に迫っている。いったいその効果の程はどうなのか? 一足先に、夢の最新治療を受けた人々の声を紹介しよう。

「長年、花粉症でひどい鼻水とくしゃみ、目のかゆみに悩まされ続けていたのに、今年は薬のおかげでのように症状が収まりました。花粉シーズン中はいつもマスクにゴーグルの完全防備でしたが、今年は軽装で外出できています。まったく信じられません!」

 興奮して話すのは、都内在住の40代男性だ。

 来年の今頃には、同様の声が続々と聞かれるかもしれない。現在、医療業界はあるニュースをきっかけにして、「今年6月から花粉症治療が劇的に変わる!」という話題で持ちきりだ。

 そのビッグニュースとは、鳥居薬品株式会社(本社・東京)が開発した「シダトレンスギ花粉舌下液」(以下、シダトレン)が、今年1月17日に厚生労働省に承認され、6月にも治療現場に登場するということ。

 これは花粉症治療法「舌下免疫療法」のキーとなる新薬だ。シダトレンの最大の特徴は、シンプルな服用方法にある。

 注射の代わりに、スプレー式の容器に入った抗原エキスを舌の下にシュッシュッとスプレーして、粘膜を通じて体内に吸収されるまで2分間ほど待つ。その後は、口内に残った薬液を舐めて飲み込むだけだ。

 シダトレンを開発した鳥居薬品によれば、「甘さと塩気が混じって“甘じょっぱい”味がします。決して苦かったりして飲みにくい薬ではありません」という。

 この服用法を毎日1回続ける。投与開始から2週間は徐々に量を増やしていき、体が抗原エキスに慣れた3週目からはパックに入った定量の薬剤を服用する。毎日薬剤を2分間口に含み飲むだけでOKだから、何度も通院して注射を打たねばならない従来の根治法に比べて格段の進歩だ。

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