こういったマナーを守った上であれば、オフィスでのお菓子は仕事やオフィス環境に有効だと話す。
「以前は、職場の親睦はもっぱらお酒で深めていましたし、おやつの時間を決めている職場もあったんです。でも最近は、仕事帰りに一杯、ということも減っていますし、仕事の質も変わってきて、皆が同じ時間に休憩を取ることは難しくなっています。個々が自分の隙間時間を使って、手早くリフレッシュすることが求められているんですね。だから職場にお菓子が置いてあって、パッと食べられるのは効率的です。
また、皆で同じお菓子を共有しているから、あれが美味しかったよとか、ちょっとした話のネタにもなりますよね。職場のコミュニケーションツールとしてもいいと思います」(美月さん)
タバコ部屋のコミュニケーションがオフィスを活性化させると言われるが、これからは、お菓子部屋の会話がオフィスの潤滑油となるか。